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血圧が低いとどうなる?血圧が下がる原因

 


ドラマやマンガなどで、「血圧が低いから朝はにがて」というセリフをよくききます。

 

一般的にミドル~高齢者に多い高血圧に比べ、低血圧は若い女性に多いのが特徴です。

 

高血圧は危険度を表すレベルや数値がきめられているのに、低血圧はそうでもありません。

 

 

高血圧ほど怖い病気につながることのない低血圧ですが、やはり血圧が適正でないと、それなりにからだに負担もかかるものです。

 

今回は血圧が下がるのはどうしてか、その原因について見ていきますよ。

 

 

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血圧が低いとどうなる?

 

血液には上と下があります。

 

上の数値が100mmHg以下の場合を低血圧であると定義していますが、高血圧に比べて低血圧はさほど重要視(問題視)されていないんです。

 

低血圧の場合、血管に負荷がかかる・損傷すると言ったことはないですが、高血圧同様に病気や服薬が原因で起こることがあります。

 

特定の病気が原因というわけでない限り、よほどひどい症状が出て本人が辛いと感じなければ治療を必要としません。

 

そのくらい、高血圧ほどは重要視されていないということですが、それでもやっぱり血圧が低いと、本人にとってはいろいろと問題になることが起こります。

 

 

血圧とは心臓が収縮拡張した時に流れる血液によって、血管にかかる圧力のことです。

 

高血圧は血液の量が多いために、血管に高い圧力がかかってしまうもの。

逆に低血圧は、血液量が少ないから圧力が弱いということになります。

 

これは血液が不足しているためだけではなく、血液が心臓から送り出される・心臓に戻るという循環がうまくいかないために圧力が弱くなるということもあります。

 

 

 

血圧が低いということは、酸素や栄養が脳も含めた全身に行きわりにくくなるため、めまいやふらつき、立ちくらみ、吐き気、そのほか疲れやすいとか長時間立っていられないなどの症状が現れます。

 

 

普段の生活で、たまに血圧が低下することは当たり前に起こります。

常に低いという人は、心当たりになるものを突き止め、改善していきましょう。

 

 

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どうして血圧が低くなる?

 

自律神経の不調


血圧をコントロールする自律神経の不調が原因で、血液を送る・戻すと言った心臓のポンプ機能が対応しきれず、血圧低下が起こります。

血液が循環しにくく、脳の血液量が減って立ちくらみやめまいが起こります。

 

急に立ち上がったときや起き上がったとき、普段から低血圧気味の人に限らず、正常血圧の人でも体調が良くないときに起こることがあります。

 

 

心拍出量の低下


不整脈や心臓機能の障害などで心臓そのものの働きが落ちると、血液が十分に送り出せず血圧は低くなります。

 

心臓や神経系の疾患が元になったり、高血圧を抑えるための降圧剤や利尿剤が、血圧を下げすぎてしまうこともあります。

 

血圧の低下には病気や薬などが原因となるものもあります。

症状は原因になる疾患によって異なりますが、めまいや立ちくらみの他、ひどい場合は意識障害やショック症状を起こすことがあります。

 

 

血管の拡張


細い血管に多くの血液が流れ込むと、それだけ圧力は高くなりますね。

逆に血管が拡張すれば血圧は低下するということです。

 

血管を拡張させる因子には飲酒や暑さなどがあります。

 

適度なアルコール摂取(500mlビール缶1本・日本酒1合程度)は緊張をとり、血管も拡張します。

 

そして気温が高いと、熱を下げようとして血管が拡張します。

 

女性ホルモンのエストロゲンにも、血管を拡張させる作用があります。

男性に比べ、女性に低血圧の人が多い理由のひとつと言えますね。

 

 

血液の減少


出血を伴う疾患や外傷などによって血液量が減った場合も血圧は低下しますが、病気・怪我以外にも脱水や塩分の不足などにより血液量が減り、血圧が低下することがあります。

 

気温が高いと、多量の汗をかきます。

 

発汗には体温調節の目的がありますが、このとき血液中の水分が汗腺に取り込まれます。

同様に、からだに必要な塩分が少ないと、その濃度を調節するために血液中の水分が排出されます。

 

いずれにしても、血管内の水分が減少してしまうので、血圧は低くなるわけです。

 

脱水は極度の下痢や多量の排尿でも起こるので、トイレのあと、急激に血圧が下がることがあります。

利尿剤が効きすぎると低血圧になるのもこのためです。

 

関連記事冬でも起こる脱水症の意外な原因

 

 

管理人・かいり
病気や薬が原因となるもの以外では、体質や遺伝によるものが考えられますね。

 

もともと血圧が低く、朝が弱いという人は、やはり体質である場合が多く、なかでも若い女性・虚弱体質の女性に多く見られます。

 

じゅり

うんうん、低血圧って女性に多いですね。

運動不足とか栄養不足が原因なのかしら?

 

心肺機能が弱いと、手足の先まで行った血液が戻りづらくなります。

運動不足、とくに足を動かさない・あまり歩かないと言ったことは下肢に血液が滞りがちになってしまいますからね。

 

 

血液循環がうまく行えないのも低血圧の要因ですね。

 

 

女の人は冷え性が多いですが、それも血液循環が悪くなっているからです。

 

血液を心臓に戻すために、ポンプ作用のあるふくらはぎをよく動かすことですね。

 

 

 

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さいごに

 

運動不足にならないよう、からだをよく動かすのも低血圧を改善するためには必要です。

 

無理なダイエットで栄養不足になるのもよくありません。

 

低血圧は女性ばかりでなく、もちろん男性にも見られます。

偏りなく食事をきちんとして血液を作り、それをしっかり循環させるために適度な運動を心がけましょう。

 

血液量と血の巡りを良くすることが大事です。

 

 


 

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管理人:かいり 

介護福祉士の資格を持つ管理人、

健康すっきり生活館の館長・かいりです。

仕事で経験したこと、学んだことをメインに実のある情報をお届けしていきます。

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