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刺さったトゲが抜けない時はこの方法を試してみて!
トゲが刺さったとき、ピンセットや毛抜きですぐ取れるなら、なんら問題はありません。
でも、それらではつかめないほど皮膚に埋もれてしまっている場合、一体どうしたらいいんでしょうか。
今回は、刺さったトゲが簡単に抜けない時、身近にあるもので試せるトゲ抜きの方法についてみていきます。
トゲ抜きで一番簡単なのはコレ
広く知られた、最も簡単にできるトゲ抜きの方法として、5円玉や50円玉などのコインを使うという方法があります。
5円玉・50円玉
- トゲの頭が穴から出るようにして、刺さった箇所に5円玉を押し当てます。
- ギュッと押し当てていると皮膚が穴から盛り上がり、トゲの頭もでてきて抜きやすくなるので、あとは毛抜きやピンセットを使って抜いてやればいいわけです。
財布に5円玉も50円玉も入っていないこともありますね。
特にお金にこだわることはありません。
穴の空いているものなら何でも代用が効くので、例えばクリップなんかを使っても同じことができます。
穴が空いているわけではないですが、シャーペンのキャップを押し当てても、皮膚が盛り上がります。
盛り上がった皮膚はすぐに戻ったりしないので、さっさと抜いてしまいましょう。
5円玉やクリップを押し当てるにしろシャーペンのキャップ使うにしろ、単に盛り上がりを作るだけでなく、押し当てることで周囲の皮膚の感覚を鈍らせることができます。
はじめに鈍い(ゆるい)痛みを与えることで、抜くときの鋭い痛みを軽減させられるわけです。
トゲが抜けない時ははちみつ?
トゲを抜きやすくするのに使える意外なものに、はちみつや梅干しがあります。
これらは比較的深く刺さっているときに有効なようです。
はちみつ
はちみつには皮膚の新陳代謝を促進させる働きがあります。
塗ってしばらくおいておくと、内部からトゲを押し出してくれるわけです。
- トゲの刺さった箇所に塗り、絆創膏でカバーして数時間おきます。
- トゲの頭が押し出されたところをピンセットなどでつまんで引き抜きます。
梅干し
トゲの刺さった箇所を覆えるくらいの大きさに切った梅干しの皮、あるいは梅肉を絆創膏などで貼り付け、数時間おきます。
- 梅干しに含まれる塩分のせいで皮膚の水分が吸い上げられ、いっしょにトゲが皮膚表面に押し出されます。
- ふやけて取りやすくなったところをピンセットで引き抜きます。
自分でできるトゲ抜きの最終手段は針
皮膚の奥に入り込んで出てこない・完全に埋もれてしまっているというような場合は、自分でできる最終手段として縫い針があります。
これは昔から広く知られた方法ですが、抜くというよりは少々皮膚を切り欠いて取り去るといったやり方になります。
縫い針(マチ針)
- 先端を火であぶって消毒します。
- 冷めてからトゲの刺さった箇所にあて、皮膚を少しずつ破っていき、頭が出てきたらピンセットで抜き取ります。
トゲが皮膚の中に埋もれたままだとズキズキ痛い、なので皮膚を切ってトゲを取り出すといった方法です。
どちらかといえば皮膚表面に近い、割と浅いところに刺さったトゲを抜くのに向いているかもしれません。
多少血が出ることがあるので、トゲを抜いたあとは消毒し、絆創膏を貼って傷口を保護します。
私が子供の頃はこの方法で取ってもらいました。
裁縫用の針は安全ピンより細く、トゲも引っかけやすいのですんなり取れた記憶があります。
トゲが完全に埋もれてない場合だと、セロテープやガムテープで取れることもありますね。
あたし、トゲが抜けたあとも雑菌が残っているのを懸念して、傷口周辺をぎゅうっと押さえて血を絞り出します。
ああ、傷口に付いているばい菌を血といっしょに押し出すわけですね。
気持ちはわかりますが、やりすぎると痕になってしまいます。
ちゃんと消毒して絆創膏をはっておくのがいいですよ。
あんまり神経質にならないほうがいいですね。
傷口もしばらくズキズキすると思いますが、抜いたあとは消毒液でしっかりケアしましょう。
さいごに
粗削りの木材を持ったときとかナスを調理しようとしたときに、ささくれやヘタのトゲが刺さるなんてことはよくありますね。
私は割り箸の細い破片が刺さることがたまにありますが、トゲは手のひらや指に刺さるとは限りません。
中には自分では取りにくい・体勢的に取れないところに刺さることだってあります。
刺さったトゲが泥や土で汚れていたら、傷口からばい菌が入って感染することもあるので、やはり放置するのはよくありません。
深く刺さって自分で取りづらい・取るのが怖いと言うときや、感染症が心配なときは迷わず外科や皮膚科に行きましょう。
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