精神的・身体的・社会的にもすっきり爽快!
簡単にできるスポーツドリンクの作り方・熱中症予防にもいい!
激しい運動や仕事で大量の汗をかいたとき、体の水分が抜けてしまったから水分補給!
でも、ただの水をガブガブ飲んでちゃ、からだにいいことなんてありません。
スポーツドリンクがいいけど、しょっちゅう買ってるとお金がかかってしょうがない。
そういうときはお金をかけず、うちにある材料で自作しちゃおう!
作り方もいたって簡単。世界にひとつだけのオリジナルスポーツドリンクができますよ!
簡単スポーツドリンクの作り方
からだに必要なスポーツドリンクの成分って意外と単純だったりします。
誰もがよく知っていて、どこの家庭にも当たり前のようにあるものばかりなんです。
スポーツドリンク1000mlあたりの材料
- 水
- 塩
- 砂糖
- レモン果汁
これら4つを混ぜあわせれば立派にスポーツドリンクが出来上がります。
どこにでもある材料でしょ?
でも、可能であれば以下の材料で作ってみてください。
- 水
- 塩
- はちみつ
- クエン酸
砂糖の代わりにはちみつ、レモン果汁の代わりにクエン酸です。
はい、作り方はいたって単純。これらをすべて混ぜあわせるだけです。
水:1000ml
ミネラルを豊富に含んだミネラルウォーターを使うといいですが、水道水でも問題はないです。
うちでも浄水や煮沸した水道水を使用してますよ。
塩:3g(小さじ1/2)
体内塩分濃度の調整に必要な塩化ナトリウムを補います。
必要不可欠なミネラル分ですね。
はちみつ:70g(大さじ3)・砂糖の場合は40g(大さじ4と1/2)
スポーツドリンクには吸収性のいい果糖が使用されています。
はちみつの糖分は、この果糖とブドウ糖で構成されているんです。
砂糖より低カロリーなうえ、半分の量で砂糖と同じ甘さを出せます。
そして何より、ナトリウム・リン・カルシウム・カリウム・マグネシウム・鉄分など、市販のスポーツドリンクに入っているミネラル分が含まれているんです。
はちみつの優れた効果
はちみつには補給してすぐにエネルギーになってくれる、優れた効果があります。
主成分のひとつであるブドウ糖は疲労回復にも役立ってくれます。
そして、はちみつには抗酸化作用があるので、老化の予防効果もあるんです。
クエン酸:3g(小さじ1/2)・レモン果汁の場合は15ml(大さじ1)
レモンにもクエン酸は含まれます。でも、私がたいていの家庭に揃っているであろうレモン果汁ではなく食用クエン酸をおすすめする理由は、単純にコストパフォーマンスがいいからです。
クエン酸の優れた効果
クエン酸にはエネルギーを生み出し、疲労物質の除去をする働きがあります。
疲労感を軽減し、回復を早めてくれるんです。
そしてはちみつ同様抗酸化作用があるので老化の予防にも一役買ってくれます。
うちではもう何年もこのクエン酸を使っています。
コストパフォーマンス重視ならこちら。
上記4つの材料すべてをよく混ぜあわせれば完成です。
はちみつは溶けにくいので、水1000mlのうち300ml位を温めて、その中に入れて溶かしましょう。
その時クエン酸や塩も入れて混ぜあわせ、最終的に残り700mlの水と混ぜてやると完成です。
酸味や甘味は好みで調整するといいですね。 冷蔵庫で冷やすとおいしいですよ。
私はSAVASのスクイズボトルに入れてスポーツジムに通っています。
1000ml入るので、材料をぶち込んでシェイクするだけで出来上がり。
超カンタンです!
熱中症の予防対策にも
スポーツ時にかぎらず、暑い時期の熱中症対策としてもスポーツドリンクは有効です。
でもなぜ、ただの水ではダメなんでしょうか?
場合によってはただの水でも問題はありません。
でも、激しい運動や暑い中で多量の汗をかく仕事をしていると、水分が汗となって失われるだけでなく、体内の塩分もいっしょに排出されてしまいます。
人間の体液には0.9%の塩分が含まれていています。
この塩分濃度が、細胞内に含まれる細胞内液と血管の中の細胞外液などの浸透圧の調整をスムーズに行っているんです。
汗とともに塩分が排出され、体内の塩分濃度が低くなると、浸透圧の調整がうまくいかずに体調に悪影響を及ぼします。
運動中の筋肉のひきつりはその一例です。
低くなった塩分濃度を戻すには塩分を補給してやればいいわけですが、このとき役立つのがナトリウムやカリウムなどのミネラル分を含んだスポーツドリンクと言うわけです。
ここでただの水を飲んで水分だけを補給するとどうなるでしょう。
体内塩分濃度はさらに下がって、からだは塩分濃度を正常値に保つために余計な水分を排出しようとします。
つまり、からだが自ら水分を体外へ逃し、結果、水分補給したにも関わらず脱水症状が起きてしまうんです。
これが軽めの運動や、多量の発汗を伴う状態でなければ、別に普通の水での水分補給だけでも構わないんです。
蒸し暑い環境、激しい運動、ハードな肉体労働、炎天下の作業など、流れる汗がしょっぱかったら塩分の補給も忘れずに行いましょう。
スポーツドリンクは、運動前・運動の途中・運動後と、こまめに飲むのが理想です。
のどが渇いていなくても補給を忘れずに!
まとめ
スポーツドリンクには糖分が多く含まれています。
文字通りスポーツの際にはおすすめの飲み物ですが、飲み過ぎは糖分過多や肥満、虫歯の原因にもなります。
水分の補給が大事だからと、1000mlを連日飲むのは控えましょう。
スポーツをしていなくても炎天下でダラダラ流れるような汗をかいた場合に飲むのは有効です。
際立って汗をかいていない場合は、ミネラルウォーターやミネラル入りの麦茶で水分補給することをおすすめします。
混ぜるだけ?
こうたさん、コメントありがとうございます。
はい、混ぜるだけです。
私はスクイズボトルに入れてジムに持って行きますが、すべてを入れてシェイクするだけで、ちゃんとスポーツドリンクができますよ。