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血圧はどうして上がる?高血圧になる原因

 


血圧はちょっとしたことですぐ変動します。

 

運動してもお風呂に入っても上がるし、怒ったり笑ったりするだけでも上がります。

 

眠っていても変わるので、常に一定というわけではなく、1日のうちに上がったり下がったりを繰り返す日内変動があります。

 

血圧が基準値より高いと高血圧となり、血管にもよくないばかりか、心臓や脳にも障害がでたり、死につながることもあるので怖いですね。

 

年齢にかかわらず気にする方がいい血圧は、一体何が原因で上がるんでしょうか。

 

 

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血圧が上がるのは何が原因?

 

血圧が上がる要因は色々あります。

 

 

精神的なもの


感情の高ぶり・ストレスなど

 

血圧や体温を調整している自律神経には、活動するとき優位になる交感神経と、休むとき優位になる副交感神経とがあります。

 

怒ったりイライラしたりすると、交感神経が脳に血液や酸素を多く供給しようとして心臓の動きを活発化させます。

血液が一気に送られるので血管に圧がかかります。血圧が上昇するわけですね。

 

過度の緊張や不安・恐怖などからくる、一時的なストレスでも同じです。

心臓の音が聞こえるくらいバクバク動いているときは、それだけ圧がかかっているということです。

 

一方で、笑うことは副交感神経を優位にさせるので血圧は下がると言われています。

ただし、興奮して大笑いするなど、感情の高ぶりは血圧を上げることになります。

 

一過性のものなのですぐに落ち着きますが、やはり普段からイライラしたり怒っているのは、血管へのダメージを蓄積することになるのでよくないですね。

 

 

環境によるもの


加齢・気温など

 

年をとると内臓も弱るし血管も少なからず劣化していきます。

動脈に柔軟性がなくなり、血管の中が細くなる動脈硬化になることもあり、血液に対してその通り道が狭い分、圧がかかることになります。

 

気温が低いと血管が収縮します。

温かいと弛緩しますが、気温差が激しい・急激な変化などは血管に大きな負荷がかかり、血流もスムーズにいかなくなります。

 

心臓への負担も大きくなるわけですね。

 

 

生活習慣によるもの


運動不足・肥満

過度の飲酒・喫煙

食事など

 

運動不足が高血圧の原因になるというのは、肥満や衰えによって心肺機能の低下が起こるからと言われています。

 

運動するとしばらくは血圧は上昇します。

 

これは交感神経が働いてアドレナリンが分泌されることや、運動には酸素が必要になるため心臓が懸命に働くからです。

でも、適度に続けている運動は、高血圧の予防になります。

 

飲酒にしても、少量なら逆に血管を拡張させるので良いとされますが、深酒は喫煙同様に血管を収縮させ、血圧上昇の引き金になります。

 

 

まや
高血圧の予防に運動を始める人が多いのはしってるけど、肥満で高血圧っていうのは運動しないことと関係してるのかしら?

 

管理人・かいり
太っている人が必ずしも高血圧というわけではありませんが、やはり体脂肪が多いと末梢血管が圧迫されて血圧が高くなる傾向にあるようです。

 

 

大食いで太る人の中には塩分を摂りすぎている人も多くいます。

のども渇きやすくなって水分摂取量が上がるうえ、血中の塩分濃度を薄めるために、からだは水分排出量を抑えます。

 

結果、血中の水分量が多くなり、血管が圧迫されると言ったことも考えられます。

 

 

 

 

多くの日本人は血圧を上げてしまう遺伝子を持っているそうですよ。

 

え〜!?

日本人って、高血圧になりやすい体質ってことですか?

 

両親共に高血圧であっても、子供が絶対高血圧になるとは限りませんが、可能性は高いと言われています。

 

どちらか片方の親だけが高血圧の場合、遺伝の確率はもちろん低くなりますが、どちらとも高血圧でなかったとしても、将来的に子供が高血圧にならないとは限りません。

 

う〜ん。そりゃまあ、生活習慣でなっちゃうんだから、遺伝しなくっても高血圧になる可能性はあるわけね…

 

食べ物や運動、心身のケアなど生活習慣に気をつけることで予防はできますよ。

両親共に高血圧の場合は、とくに気を配ったほうがいいですね。

 

 

 

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隠れた高血圧に注意

 

血圧には上と呼ばれる収縮期血圧と、下と呼ばれる拡張期血圧とがあり、これらの数値によって正常血圧かそうでない(高血圧あるいは低血圧)かというのが判断できます。

 

 

血圧は時間帯よって変動しますが、同じ時間帯でも測る場所によって異なる結果が出る場合があります。

 

 

白衣高血圧


自宅で測ると正常範囲内なのに、病院で測ったら数値が高く出ることがあります。

これは医師や看護師の白衣を見て、緊張して血圧が上がってしまうと言われています。

 

高齢者や女性に多く見られるようです。

 

病院や診療所で測る血圧を診察室血圧といいます。

そして自宅で測る血圧を家庭血圧といいます。

 

診察室血圧は、上が140mmHg以上、下が90mmHg以上あると高血圧と診断されます。

対して家庭血圧は、上が135mmHg以上、下が85mmHg以上で高血圧となります。

 

自宅ではリラックスして測れるため、高血圧の基準は少し低めに設定されています。

 

 

仮面高血圧


逆に病院ではなんともないのに、自宅では高血圧の基準を超える高い数値が測定されることもあります。

 

朝や夜の血圧が高いにもかかわらず、日中病院で測ると正常値になっているので問題ないと思ってしまったり、気づきにくかったりする隠れ高血圧です。

 

白衣高血圧は緊張からくる一過性のものですが、仮面高血圧は心臓病や脳卒中のリスクを高めるので気をつけないといけません。

 

 

 

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さいごに

 

仮面高血圧のように、病院で測って正常値が出ると、高血圧と気づかないままどんどん脳や心臓疾患のリスクが高まっていくことになります。

 

その予防のためには、家庭用の血圧測定器を使って日頃からの血圧チェックが大事です。

 

最低でも朝と夜の2回測り、きちんと記録して、日々の血圧の変化を確認しましょう。

 

 


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管理人:かいり 

介護福祉士の資格を持つ管理人、

健康すっきり生活館の館長・かいりです。

仕事で経験したこと、学んだことをメインに実のある情報をお届けしていきます。

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