健康生活

 

夏バテの原因は、暑さによる睡眠不足や、エアコンの効きすぎた部屋に長時間いることで起きる自律神経の乱れ。

 

自律神経の働きを正常に戻すことが夏バテによる不調の改善策です。

 

一番手軽に、今すぐに実践できる解消法、それはツボ刺激！

それぞれの症状に効くツボを指圧するだけの、超簡単な夏バテ対策のツボです！

 

 

 

 

気だるさ倦怠感に効くツボ

 

夏バテときいて思い当たるのは、倦怠感・脱力感・気だるさ・疲労感などではないでしょうか。

まずはからだのだるさを解消するツボです。

 

足三里（あしさんり）

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ひざの皿の下、外側に位置するくぼみ（右足のひざなら右斜下のくぼみ）から指幅４本分下にあるツボです。

 

親指で強く押しこむようにして、ゆっくり揉みます。

時間をかけて２〜３分行いましょう。

 

 

湧泉（ゆうせん）

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土踏まずの上のほう、中央寄りにあります。

全身がだるいときに押すと良いツボです。

 

両手の親指で強く押し揉みます。

３秒間隔で押す・緩めるをくりかえし、湧泉がじんわり温かくなるまで行います。

 

ゴルフボールなどをツボに当て、踏むようにしてもいいですよ。

 

 

注夏（ちゅうか）

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手のひら側・親指の付け根のふくらんだ部分の真ん中寄りに位置するツボです。

 

親指でゆっくり３秒押します。左右各５回ほど繰り返して行いましょう。

 

 

食欲不振を解消するツボ

 

胃腸が弱って栄養も摂れないと、からだもますます弱っていきます。

食べるものをしっかり食べて弱体化しないようにするための、食欲不振に効くツボです。

 

気舎（きしゃ）

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鎖骨の上の窪みにあるツボです。

 

指でやや強めに押し込みます。

あまり強めに押すと、のどが詰まってむせることもあるので加減しながら行いましょう。

 

温まった状態でやると効果が上がるので、入浴時にするのがおすすめです。

 

中脘（ちゅうかん）

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おへそとみぞおちの間にあるツボです。

消化器官に効果があり基礎代謝を上げます。

 

指を当て、３秒ほど軽く押し揉みます。

 

満腹時を避けて行いましょう。

 

 

神闕（しんけつ）

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おへそにあるツボです。

 

おへその周りに指の腹を当て、息を吐きながらゆったり押すように刺激します。

７〜８回くりかえします。

 

 

 

 

 

冷えを改善するツボ

 

冷房の効きすぎによるからだの冷えを解消するツボです。

 

三陰交（さんいんこう）

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脚の内側、くるぶしから指３本分くらい上がったところに位置するツボです。

 

手のひらですねを包み込むように持ち、ツボに親指を当てて強く押します。

 

足ツボのマッサージは血液やリンパ液の循環をよくし、冷えやむくみを改善します。

夏バテの症状で足がむくんでしまう人にも効果的です。

 

大巨（たいこ）

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おへそから、左右斜め下に指３本分下がったところにあるツボです。

 

左右を同時に親指で押し揉みます。

血行促進に効果があります。

 

 

下痢や腹痛に効くツボ

 

夏バテで下痢をする人もいます。

そんなときは次のツボを刺激するといいとされます。

 

関元（かんげん）

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おへそから指４本分下に位置するツボです。

 

上記の神闕と同様に、指を当てて息を吐きながら押し込みます。

神闕から関元までのエリアを両手の指（人差し指から小指まで）を使ってマッサージすれば、胃腸を正常にする効果が高まります。

 

 

あとがき

 

疲れ・胃もたれ・冷えなどは連鎖的に起こります。
室内の冷房と外の暑さのギャップでからだが参ってしまう人は圧倒的に多いんじゃないでしょうか。

 

せっかくツボ刺激で倦怠感がとれても、またエアコンでからだが冷えては同じことの繰り返しになりかねません。

 

ひどい脱力感に見舞われると食欲も低下します。

物が食べられないと一向に力も湧いてきません。

 

悪循環に陥らないよう、元になるもの・夏バテの原因になるものを取り除くことが最大の解消策になりますね。

 

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