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おしっこの回数や量が多い?少ない?これで病気がわかるの?

 


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おしっこは健康のバロメーター。

色や状態で体の調子がわかったりします。

 

色が濃かったり泡が出たり、においがいつもと違って変だったりすると、すぐに病気かなって思いますが、おしっこの状態って、目に見えたりにおいでわかったりするものばかりじゃありません。

 

からだが冷えるとトイレが近くなりますが、暖かい、むしろ暑いぐらいのときにやたらとトイレが近くなるのは、やはり体調に何らかの不調が見られるのかもしれません。

 

私もつい最近そんなことがあったんで、ドキドキしながら調べてみました。

 

 

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1日のおしっこ回数による病気の疑い

 

多いとき

水分を多く摂ったときや寒いとき、緊張したときなどにおしっこの回数が増えるのは問題ありません。

 

<膀胱や前立腺の疾患>

大量に水分を摂ったわけでも寒いわけでもないのに、1日のおしっこの回数が10回以上ある場合は頻尿と診断されます。

 

膀胱の容量は、250mlから500mlとか、750mlや1000mlなど様々言われています。

からだの大きさの違いもあるので、どれが正しいとは言えないでしょうし、逆にどれも正しいといえるかもしれません。

 

大きさはいろいろですが、その膀胱内におしっこが溜められないと水分補給のたびに尿意ももよおします。

 

水分補給なんてしていないのに、さっきトイレに行ったばかりなのにまた行きたくなるということもあります。

それはやはり、膀胱が収縮している・圧迫されていることなどが考えられます。

 

膀胱が圧迫される原因

細菌による膀胱炎や、性別で見ると男性の場合は前立腺肥大、女性の場合は子宮筋腫などが考えられます。

 

子宮筋腫も前立腺肥大も、大きくなった筋腫や前立腺が膀胱を圧迫することで尿意をもよおすものです。

尿意はあってトイレに行っても尿路、つまり出口が狭くなっているためおしっこがなかなか出ない状態になっているわけですね。

 

自分で我慢しているわけでもないのに、チョロチョロとしか出ません。

その結果すぐにまたおしっこが出ると脳が判断し、量は少なめでも、回数は必然的に増えるんです。

 

 

膀胱が収縮しておしっこの回数が増えることがあります。

急に尿意をもよおし、我慢できずに漏れそうになる・漏らしてしまう病気、過活動膀胱(かかつどうぼうこう)です。

 

膀胱が収縮する過活動膀胱の原因

主な原因は2つあります。

 

  1. 脳と膀胱を結ぶ神経の不調で、膀胱のコントロールが上手くできなくなるため起こる
  2. 排尿筋や膀胱を支える骨盤底筋(こつばんていきん)が衰えたために、おしっこを溜めておくことができずに起こる

 

などです。

 

いずれにしても、膀胱が収縮するため少しのおしっこしか溜めておくことができずに、すぐ尿意をもよおす、つまり回数が増えるということです。

 

加齢や、女性の場合は更年期の障害によってこういった症状が引き起こされます。

 

 

関連記事⇒おしっこが我慢できない・トイレが近いのは病気?

 

 

少ないとき

全く無いというのは困りますが、1日の排尿回数が4回ほどだったとしても、病気とは限らないので問題はありません。

 

ここで重要なのは、おしっこの量です。

回数は少なくても総量が正常値ならば大丈夫ということですね。

 

おしっこの1日の適正量は500〜2000mlとされています。

範囲が広いですが、水分摂取量によって変わってきます。

 

実際に測るのは難しいですが、回数は少なくても1回の量が多いと問題はないということです。

 

<尿路・腎盂(じんう)の病気>

腎臓や、そこから出る尿の通り道である尿路や腎盂に問題がある場合、おしっこは排出されにくくなり、結果的に量も回数も少なくなります。

 

 

 

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1回の量はどんな具合?

 

多いとき

利尿作用のあるコーヒーやビールなどを大量に飲んだとき、当然おしっこ1回の量は増えますが、問題はありません。

おしっこの出が悪いときに飲む利尿剤の作用で量が多くなるときも同様です。

 

<糖尿病・腎臓病・尿崩症>

血糖値が高くなると、血中のブドウ糖を排出するため、おしっこの量が増え、回数も多くなります。

 

これに加え、のどの渇きや体重の減少があると糖尿病の疑いがもたれます

他にも、おしっこの量を調節する抗利尿ホルモンが分泌されないため起こる場合(尿崩症)や、腎臓の疾患のためにこのホルモンの作用が低下する場合でもおしっこの量は多くなります。

 

 

少ないとき

大量の汗をかいたときや下痢したときにおしっこの量が減るのは問題ありません。

 

<腎臓病・むくみ>

腎臓を悪くすると体内毒素を排出しようと、おしっこの量が増えますが、腎臓病が進行すると今度はおしっこの量は減ります。

量が増えたあと、急激に減ると腎不全の疑いが持たれます。

 

おしっこの量が減ると、排出されない水分のせいでむくみも生じます。

 

 

尿路結石になると、尿道がつまっておしっこがまったく出なくなることもあります。

 

 

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あとがき

 

暑い時期に、水分もガバガバ飲んでるわけじゃないのにおしっこに何回も行く。考えられる原因に、膀胱の圧迫がありますね。

 

便秘の時にも膀胱が圧迫されることがあるんです。

 

私の場合も、おしっこがやたら近かったのはその1回だけだったので、おそらく原因は便秘だったのかもしれません。

 

 


 

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管理人:かいり 

介護福祉士の資格を持つ管理人、

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