精神的・身体的・社会的にもすっきり爽快!
エアコンなしの生活・これで夏も耐えられる!?
クーラーの涼しさに慣れてしまうと、外の暑さ、つまり自然の環境に適応できなくなってからだが参ってしまいます。
汗が出なくなるのも神経障害のひとつ。つまり病気になっちゃうんですね。
あまりエアコンに頼るのはよくないし、全く使わないのもよくありません。
今やエアコンなしの生活なんてありえない!
でも、無いんだったらしょうがない、なにか別の手段で涼を取るしかありませんね。
ここでは、室内の温度を下げたり、道具や食べ物で体温を下げたり、エアコンを使わずに暑さを乗り切る方法について解説していきます。
熱がこもらない工夫をしよう
まずはエアコンの代わりになるものをさがしましょう。
となると、真っ先に挙がるのが扇風機ですね。
扇風機は直接からだに風を送るだけでなく、室内にこもった熱気を逃したり、温度を下げるサーキュレーターの役割もします。
そして開け放った窓に向けたり、窓を背にして回すことで外からの空気をとり込んだり、熱気を追い出したりしてくれるんです。
さらに2台使うと効果も上がるし、換気扇と併用してもこもった熱気を出してくれます。
そして最初から室内に熱がこもらないよう工夫する事が大事です。
例えばカーテンは閉じたままにしておくとか。
でもそれじゃ、風が吹いていても外の空気が室内に入ってこなくなりますね。
そんなときに使うのがすだれやよしずです。
すだれは目の粗いカーテンみたいなもんですし、よしずは家の外側に立てかけて日陰状態を作ってくれます。
クーラーはおろか扇風機さえない大昔から使われていた道具ですね。
室温を下げる方法について、こちらで詳しく解説しています。
道具を使ってほてったからだを冷却しよう
部屋の温度を下げるのと併行して、からだに溜まった熱も放出します。
病気で熱が出たら氷枕・アイスノンを使って熱を下げますね。
あれと同じ理屈でからだにこもった熱を冷ましていくわけです。
方法はやはりアイスノンや保冷剤を使ってもいいし、グッズもあります。
冷やしどころは太い血管の通っているところ。
血管を冷やすことで、中を通る血液も冷やされながら全身を巡るというわけですね。
グッズを使うなら、100均でもアイスノンみたいに凍らせたジェルを仕込んで首に巻き付けるひんやりスカーフや、ジェルの代わりに水に濡らすだけでひんやり感のあるスカーフなどが売られています。
氷で冷やした水の入ったバケツに足を浸け、足湯ならぬ足水で涼しさを得るというのも一つの方法ですね。
暑いときに足の裏を冷やすと気持ちいいですからね。
道具と知恵で体温を下げる方法について、こちらで解説しています。
日光を遮った部屋で、ひんやりスカーフや足水に扇風機の風が当たると、結構な涼しさが得られるんじゃないでしょうか。
ひんやりスカーフについてはこちらで解説しています。
さらに清涼感を出すのにうちではハッカ油を使っています。
100mlの水に対してほんの5〜6滴入れたものを、首や腋の下にスプレーするだけでスーッとした清涼感が得られます。
ハッカ油は、入れ過ぎると逆に寒くて凍えるくらいの恐ろしい効果がある液体です。
値段も安いし外でも使えるので、適切に使えば非常に便利なグッズですよ!
ハッカ油の効果についてはこちらで!
汗やおしっこでからだから熱を追いだそう
部屋を涼しくすると汗が出なくなりますね。
汗が出ないということはそれだけ気温と体温のバランスがいいということです。
逆に汗がでるというのは、からだが体温を逃がして気温とのバランスを取ろうとしているわけです。
つまり汗は、からだにこもった熱を逃がしてくれているんです。
汗をかくには運動ですが、家の中で汗をかくほどの運動はできないだろうし、なんかよけいに暑くなりそうですね。
そんなときに有効なのが、発汗作用のある食べ物です。
夏カレーなんて言うのもあるように、辛いカレーには、発汗したり食欲を増進させたりする効果があります。
そして汗と同じく、からだの熱を外に出してくれるのがおしっこです。
つまり利尿作用のあるものも摂るといいということですね。
利尿作用のあるものというとカフェインを思い浮かべます。
カフェインはコーヒーや紅茶、緑茶などに含まれる成分です。
アイスコーヒーやアイスティーは確かに暑いときに飲むとおいしいですが、摂り過ぎると胸焼けを起こしたり、お腹が痛くなったりします。
ここはやはり、カリウムを多く含んだものを摂取して排尿を促すのが理想です。
カリウムはバナナやトマト、ナス、メロンなどに含まれています。
発汗や利尿作用で体温を逃がすための食べ物について、こちらで解説しています。
さいごに:工夫で暑さを乗り切ろう
道具を使ったり工夫したり、クーラー以外にも暑さをしのぐ方法はいろいろとあります。
風鈴の音色で気分的に涼しくというのも、昔からの知恵ですね。
でも、お休みの日、とくに家でゴロゴロするだけ、撮りためた番組やDVDが観たいとかでなければ、なにも自宅に固執することはありません。
避暑に行けばいいんです。
プールや映画館、図書館、デパートなど、いろいろあります。
手っ取り早く涼しさを得るにはどうするか、こちらで解説しています。
部屋の中より外のほうがカラッとしててマシだということもあります。
その場その場に合わせてかしこく乗り切りましょう。
部屋の温度や湿度が高いと熱中症の危険が高まります。
汗をかき続けていると、からだから水分が抜け出る一方で脱水状態になる危険性もあります。
水分やミネラル(塩分・糖分)はこまめに摂ることも忘れずに!
コメントフォーム