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加湿器なしで部屋の湿度を上げる5つの方法
ただでさえ空気の乾燥する寒い季節。暖房を入れると、さらに部屋の中が乾いていきます。
体の半分以上を水分が占める人間にとって、保湿・加湿は切り離すことのできない重要なもの。
加湿器がない、電気代もかかるし高くて買えない、置くことができないといった状況で、加湿器なしでも簡単に湿度を上げられる方法をご紹介します。
身近なもので湿度を上げる5つの方法
1.洗面器に水を張る
眠っている間、人間は無防備です。
乾燥した部屋で、開いた口から水分が蒸発しても気づかずそのまま眠りこけていると、翌朝喉が痛くなっていたなんていうこと、誰しも経験があることでしょう。
寝ていても起きていても部屋の隅に水を張った洗面器を置いておくだけで湿度は随分と違ってきます。
2.濡れタオルを干す
これも昔からよく使われている、部屋を乾燥させないための工夫です。
エアコンをつけた部屋に濡らしたタオルを干しておくと、直接風があたっていないにもかかわらず、2〜3時間ほどでパリパリに乾燥してしまいます。
それだけ室内が乾燥してしまっているということ。
普通のタオルであれば数時間おきに濡らす必要がありますが、大きめのタオルやバスタオル、洗濯物を室内に干すといったことも乾燥対策にはおすすめです。
3.ヤカンや鍋で湯を沸かす
昔から石油ストーブの上でヤカンの水を沸騰させ、水蒸気を発生させるのが一般的な加湿方法でした。
でも賃貸マンションやアパートではほぼ石油ストーブは使えません。
なのでキッチンで沸かしたヤカンや鍋のお湯を持ってきて、加湿器と同じように水蒸気を部屋の中に発散させることで加湿をします。
お湯なので水よりは湿気が広がりやすいです。
冷めても前述の洗面器と同じ効果が得られます。
4.観葉植物を置く
植物は陽の光を浴びて光合成し、二酸化炭素を吸収して酸素を放出します。
このとき水分も同時に蒸散させるので、適当な湿度が得られるというわけです。
霧吹きで葉に水を吹きかけると効果が上がります。
観葉植物はマイナスイオンも発生させるのでリラックス効果もあり、インテリアとしても最適ですね。
5.卓上加湿器を置く
オフィスなどの大勢がいる場所では卓上のものを使用するのも手です。
水を入れた器に、葉っぱに見立てた紙を差し、そこから蒸発する水分で保湿するというもの。
パソコン等で目が乾くといった人には、これひとつ机の上に置いておくだけで自分の周り程度なら湿度を上げられます。
電気も使わないので経済的。
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まとめ
加湿器などなかった時代から、人は部屋の加湿をコントロールすることで健康を管理してきました。
ふすまや障子など、和室に備わっているものには湿気を多く含んで肌に潤いを与えるための工夫も見られます。
さらに練炭やストーブの上でお湯を沸かして水蒸気を発散させるというのも昔ながらの知恵ですが、マンションでは不可能ですね。
逆に気密性の高いマンションだと、換気扇も使わず窓も開けずの状態だと湿度は上げやすいです。
お風呂のお湯、キッチンからの蒸気、洗濯物の湿気など、ちょっとしたもので加湿できます。
植物を置くとインテリアにもなるし、マイナスイオンも発生させるし、二酸化炭素を吸って酸素を産出してくれ、一石三鳥も四鳥もあります。
霧吹きで水を吹きつけるだけでもまた湿度が上がります。
でもやり過ぎると、結露やカビの原因にもなるので注意が必要。
室内には湿度計を置き、チェックしながら加湿しましょう。
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