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指の皮を噛むのや剥く癖がやめられない!治すにはどうする?
とくに意識しないのに、気づいたら自分の指を噛んでいたり指の皮を剥いていたりして、指先がガタガタに。
爪を噛む癖とおんなじで、指の皮を噛む癖をもった人も多いですね。
私、子供の頃から爪も噛みますが、指の皮を噛んだり剥いたりもします。
なかなかやめられない困った癖です。
ただ、今現在はさほどでもなく、意識して徐々に噛むのをやめることができています。
というわけで今回は、指の皮を噛んだり剥いたりする癖のある私が、どうやって噛む癖を抑えているのかについてお話します。
どういうときに噛む?状況や心理状態
指の皮を剥いたり噛んだりしてちぎってしまうのは、一体どういった心理状態にあるんでしょうか。
爪を噛むのと同様にストレスが原因と言われていますが、私はどういうときに噛んでいるか思い起こしてみました。
1.考え事をしているとき・うまくまとまらないとき
2.何かを決め兼ねているとき(迷っている)
3.嫌なことがあって思い起こしているとき
2と3番目は、悩んでいるときと考えられます。
やっぱり少なからずストレスが関わっているのかもしれません。
ただ、1番目に関して言うと、噛みながら考えるというのではなく、逃避行動として噛むようです。
考えることに行き詰まって、他のことで気分を紛らわそうとしているんですね。
実際に噛んでいるときに考え事はしておらず、まとまらないがゆえに逃避していると言えますね。
イライラモヤモヤもあって、つい身近・文字通り手近にある指を噛んでしまうんです。
つまり1~3は悩んでいるときに噛んでいるというわけです。
そしてもうひとつ、
4.指先が気になって噛む
という場合があります。
これはささくれや、乾燥して皮膚が剥がれたり割れたりして角質化したのが気になるからということです。
こういうのを取り去ってしまいたいという衝動にかられて、ついつい歯や爪を使ってしまうんですね。
このケースに当てはまる人はけっこう多いと思います。
ストレスが起因していたり、皮が気になるからというのが理由なら、指を噛むことで気分が落ち着くというのはわかります。
でも血が出てもやり続ける、痛いのにやってしまうというのは、もう癖と呼ぶにはひどすぎますね。
そこまでひどくはない・指が汚らしく見えて嫌だからなんとかやめたいと言うなら、私と同じレベルです。
私が噛むのは自宅、それも自室でだけです。
つまり場所も完全に限定されています。
場所を選ばず・なりふり構わずどこでもいつでも噛んでしまっていると言うならちょっと問題ですが、私のように特定の場所以外では我慢できると言うなら、それなりに抑制ができているということです。
ちょっとした工夫で噛むのを激減できるはずです。
治すにはどうする?
噛んだり剥がしたりするのは無意識のうちで、気がついたらやってしまっているという人も多いでしょう。
でもそれは、本を読んでいる、テレビを見ている、パソコンやスマホをいじりながらとか、座った状態や動きが静の状態にあるときにしていることがほとんどじゃないでしょうか。
私のように考え事をしているときもしかりです。
そのように、いつ・どこで・どんな状況でしているのかがわかれば、対処のしようもあるはずです。
以下は爪を噛む癖とも共通した方法です。
噛まないように手を口から離しておく
噛んでしまう場合は、口と手を離しておくのが一番です。
手の皮以外のものを噛むよう何かをくわえておけばいいんですね。
爪で剥がさないように手を暇にさせない
口にふくむことは抑えられても、爪で剥がしてしまわないよう、手にも対策しないといけません。
大抵の場合、噛んだり剥いたりという癖は、手持ち無沙汰であったり退屈しているときにやりがちです。
手を口に持っていかない・指に爪を引っ掛けないように、なにか握っておけばいいんです。
別の興味対象を見つける
ちょっと例えがわかりづらいかもしれませんが、私は粗目のナイロン繊維を指でこすり合わせたときのジャリジャリした感触が好きで、いつまでも触っていたいと思うくらいです。
こういった癖になるものを触っていれば、指を口に近づけないようにするのに好都合です。
私はこの粗目のナイロン繊維をいじることで気分が落ち着くので、考え事をするときやイライラしたとき、噛みそうだなと感じたときにはすぐにこれを手にとることにしています。
これで指の皮を噛んだり剥いたりする癖が激減しました。
触っているとリラックスできるものを見つけることです。
そして皮膚の硬い・厚みのあるところはすぐさまヤスリで削るようにしています。
介護職だと、しょっちゅう手洗いしたり手指消毒を行うから、すぐに手が荒れてヒビや逆剥けができますね。
ついつい剥きたくなっちゃいますよ。
そこを、ハンドクリームを塗るなどしてヒビ・かさつきを防ぎ、噛んだり剥いたりしたくなる対象を作らないようにしないといけないんですね。
硬くなった皮膚が気になって噛む人は、まず、手をきれいにしておくと噛みたくなる理由もなくなりますよね。
きれいな状態のものをわざわざボロボロにしたくもないでしょうから、噛みちぎりたくなる衝動は抑えられると思います。
テレビやスマホをみてるときに、知らず知らずのうちに噛んだり剥いたりするのは、何か気を紛らわせる物を握って口に近づけなきゃいいんですね。
決まった状況下で噛んでいるなら、自分はどこでどんなときに皮を剥いてしまうのか、噛んでしまうのかがわかります。
テレビでもパソコンの前でも考え事をするときでも、手持ち無沙汰をなくしてやれば知らないうちに噛んでいるということもなくなるんじゃないでしょうか。
「そう言えば、こうしてる合間に噛んでるな」と、噛みそうな状況を予測して対策することです。
皮膚むしり症の可能性も
以上は、自分で制御できる程度の噛み癖についてのお話しでした。
やめられない・苦痛を伴うまでやってしまうという場合は、単なる癖ではなく、皮膚むしり性という強迫性の精神疾患の可能性があります。
度を越した癖のように考えられていましたが、これは立派な病気です。
⇒指の皮を剥くのは癖なんかじゃない!皮膚むしり症という病気?
衝動を抑制できず、普段から後悔するまで皮を剥いてしまう・血が出るまで噛んでしまうのなら、思い悩むよりも医師に相談しましょう。
自分ではただの癖と思っていても、実は病気だったということはおおいに有り得るのです。
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