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やめたいのにやめられない!爪を噛む癖を治すには?
爪を噛む癖を持つ人は多いんじゃないでしょうか。
短すぎるのやガタガタの爪なんて、じっくり見られるのは恥ずかしいですね。
やめたいと思っているのに、無意識のうちに噛んでしまっているのでいつまでたってもやめられない。
こんな癖、好きでやってるわけじゃないので治したいと思う人も多いことでしょう。
実は私もそのひとりなんですが、昔に比べて、爪を噛む回数をかなり減らすことができました。
今回は私の実体験を元に、爪を噛む癖はやめられるのか、癖を治すためにはどうするのかについて見ていきますよ!
爪を噛む癖は治せる?
単なる癖だったら治すことはできるはずです。
ただし、こんな癖は嫌だ・噛むのをやめたいと思っているなら、絶対に噛むのをやめるという心構えを持って行動しなければ治すことは難しいでしょう。
それでも数日・数週間でやめられる、治せるというものではありません。
私の経験上、何週間もかかって徐々に回数が減っていくとか、しばらく噛まずにいられたのにまたちょっと噛んでしまったとか、噛む・やめるを何度か繰り返すことになると思います。
こんな指を見られるのは恥ずかしいと思っているのなら、あなたは決して人前で噛むことはないはずです。
私は小学生の頃、教室やお店の中など、人がいる前でも爪を噛んでいました。
指が汚いとか(衛生的にも見栄えの上でも)、そう言う意識はまったくありませんでした。
それでも、成長して他人の目を気にするようになると、外で噛むということはなくなりました。
今では自宅でしか爪を噛むことのない私の場合、考えがまとまらない・悩んでいることがあると言ったときにしか噛むことはありません。
噛むという行為が気分を落ち着かせる
人間は生まれて間もないころから本能で指を口に入れます。
指を口に入れるのは人間にとって自然な行動なわけです。
そこに噛むという行動が加わります。
噛むことも本能的な行動であり、それ自体にも気分を落ち着ける作用があるからです。
爪には神経がありません。
痛くないので噛むにはもってこいです。
それでも噛みすぎて深爪状態になって指先の身が露出してしまうと言った事も起こりますね。
当然、爪を噛んでいるのに出血するということにもなりかねません。
こういう行為を、気分が落ち着くまで・血が出るまで繰り返しているようなら、それは皮膚むしり症の可能性が考えられます。
⇒指の皮を剥くのは癖なんかじゃない!皮膚むしり症という病気?
皮膚むしり性はれっきとした病気です。
ただの癖と言うには度を越している場合は、一度医師の診断を仰ぐことが大事です。
爪を噛むのはどうすればやめられる?
代替品をみつける
手の爪を噛むのにも理由があるはずです。
爪を噛むのと似た行為に、指の皮を噛むというのもあります。
多くの場合、噛み癖はフラストレーション(欲求不満)の解消と言われていますが、爪や指を噛むと気分が落ち着くという人は多いです。
貧乏ゆすりや関節を鳴らすような癖でも、気持ちいいからついやってしまうんですね。
他にも、唇や口の中を噛んでしまう癖を持った人も多いですね。
これらに比べると、幸いにも爪や指を噛む癖は、口と手が近づかなければ成立しません。
噛む物の代用品として挙げられるのは、身近なところだとガムです。
ガムを噛むという行為にも、イライラを抑えてリラックスする効果があります。
悔しい思いをしたときに歯ぎしりしたり、歯を食いしばる人もいますね。
噛むことで溜まったイライラを発散させているわけです。
つまり爪でなくても、それに代わる何か別のもの(噛んでも差し障りのない物)を噛んでいれば、イライラであったりモヤモヤした気持ちであったり欲求不満であったりが緩和されるはずです。
ガムだと毎日毎日噛んでいるとそれなりにお金がかかりますね。
私は一時期、アイスキャンディの棒をガジガジ噛んでいたことがあります。
あたしもそれ、やってました。
中学・高校の頃まで爪を噛むことあったんで。
なんかこう、モヤモヤしたことがあるとつい噛んじゃってたんです。
噛むという行為で気分が落ち着くから、ごく身近な噛めるものとして爪を噛んでしまうんですね。
こういう人って完璧主義者とか、神経質な人だとか言われますが、まあ当たってますね。
大人になって、見られると恥ずかしいから自然と外では噛まなくなりましたけど、それでもジュース飲んだ後にストロー噛んだりしてましたよ。
ああ、私もです。
それも外でやると人目につくから、やっぱり恥ずかしくなってやめたでしょう。
ええ。この人噛む癖があるんだなって、バレバレですもんね。
そうやって自宅で噛むだけになって、そのうち噛む癖は治まりました。
私もこういうふうに、外では人の目を意識して噛むのをやめることができました。
でも自宅では誰にも見られることはないのでつい気も緩んでやりたい放題なってしまいますね。
こういうときにはさらに1歩進んで対策します。
ガムやアイスの棒などは噛むということに対しての代用品ですが、噛む対象が爪に行かないようにするため、手を口に持っていかないようにするのがいいでしょう。
手持ち無沙汰を解消する
爪を噛む時の状態として、先述のように欲求不満であったりストレスが溜まっていたりするわけですね。
イライラすると少々力が入ります。
そのため硬くて神経も通っていない爪をターゲットにして、力(イライラや欲求不満)を発散しようとします。
そうした力は噛むことに使うのではなく、何かを握りしめる・手を使うことで発散します。
つまり手持ち無沙汰で口に持っていくことしかできかった指に役割を与えて、ストレスの解消と同時に口から離してしまおうというわけです。
うちでは握力を鍛える・指の力を鍛えるための器具を使っています。
シリコン製のボールとハンドグリッパー。
いずれも100均で買えるものです。
私の場合、これらを握ることで爪を噛む回数が激減しました。
常に爪をきれいにしておく
噛み続けたせいでガタガタになった爪を放っておくと、すぐまた噛もうとしてしまうはずです。
でも、きれいな爪だったらどうでしょうか。
常に爪切りや爪やすりで手入れをしておくと、せっかくこんなにきれいなんだから、またガタガタにしたり短い不格好な爪にしてしまうのはちょっと…と思うんじゃないでしょうか。
それでも多少噛んでしまうこともありますね。
何かに集中して無意識のうちに噛んでいたということもあるわけです。
そういうときは、何か気づくきっかけになるものの対策をし、「あ!噛んじゃいけなかった!」と意識を呼び戻すことが肝心です。
そういうときに有効なのが、指にハンドクリームやネイルケアコートなどを塗っておくことです。
ネイルケアコートは光沢だけでなく、爪を保護するものなので、男性でも抵抗なく使えますよ。
こういったものを塗っておくと、口に含んだときに何らかの不快感があって、噛んではいけないことに気づきます。
その時、やめておこうと思いとどまることができたら、あとは今後もずっとそれを続けるだけです。
女性だと、きれいなネイルアートのできる爪を目指して、見えるところにネイルアートの写真を置いておくのも励みにになるかもしれませんね。
さいごに
手の爪が生え変わるのに約半年かかります。
一進一退を繰り返して、少しずつでもきれいな爪に近づいたら、本当に噛む癖を克服することができるでしょう。
私は今でも多少爪を噛んでしまうことがあります。
でも上記の方法でかなり爪を噛むことがなくなりました。
今回は実体験を元に、単なる癖で爪を噛むのをやめるにはどうするかというお話ししましたが、深爪になって血が出るまでやめられない・爪がなくなってしまうほど噛み続けるというようなときは、一筋縄ではいきません。
皮膚むしりと言った、精神的な病気が大きく関わっているかもしれないので、心療内科等で医師のカウンセリングを受けることをおすすめします。
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