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口の中を噛む癖を治すにはどうしたらいい?
口の中を噛む人って、意外に多いですね。
歯並びや疲れのせいでうっかり噛んでしまうのではなく、故意に頬の内側を噛んでしまう人です。
気持ちいいから・欲求が満たされるからなどの理由で、知らず知らずのうちに噛むようになっているんじゃないでしょうか。
いわゆる癖になってるわけですね。
やめたいのにやめられない、でも口の中が痛いし血が出て困るので、ぜひやめたい!
というわけで今回は、口内を噛んだり薄皮を剥がしてしまうのが癖になったときの、対処法について見ていきます。
どういうときに噛んでる?
噛まないようにする方法を見る前に、自分はどんなときに噛んでいるか?噛んでしまう時の状況を考えてみましょう。
だいたいこんなときに噛んでいるんじゃないでしょうか。
- ストレスがかかったとき
- その箇所が気になってしょうがないとき
- 気分を落ち着けたいとき
- 退屈だと感じている・手持ち無沙汰のとき
ストレスがかかったとき
爪を噛む、指を噛む、舌先を噛むと言った癖のある人もいます。
いずれもからだの一部分を噛む癖ですが、自分のからだを噛むのは自分で自分を傷つける自傷行為と言うものになります。
口の中を噛むのも、イライラしたときや悩んでいるとき、悔しい思いをした時など、ある種のストレスがかかった際にやってしまう自傷行為と言えます。
悩んでいるときに噛んでしまうのは、考えがまとまらないために他のことに気がいってしまう、一種の逃避行動としての行為かもしれません。
こうした場合、大抵は気づいたら噛んでいたというケースが多いはずです。
気づいてみたら、考えはそっちのけで口の中を噛むことに集中してしまっているんですね。
その箇所が気になってしょうがないとき
口内の粘膜や剥がれかけている頬の内側の薄皮を舌や歯でいじっているうちに、はがしたくてしょうがない欲求にかられ、噛んでしまうケースです。
剥がれかけたかさぶたをとりたくなるのと同じですね。
本来フラットであるところがボコボコしている・余計なものがくっついている(剥がれかけている)というのが気になってしょうがないため、出血するかもしれないのについつい噛んでしまうわけです。
気分を落ち着けたいとき
気分を落ち着けたいというより、こうすると落ち着くからと言ったほうがいいかもしれません。
ストレスがかかったときに噛むのと似ていますが、自分を傷つけることでストレスを解消するのとは違い、「こうすると気持ちがいい・快感を得られる」といった理由から、気がついたら噛んでしまっているということがあります。
退屈だと感じている・手持ち無沙汰のとき
テレビを見ているときや人の話しを聞いているときにも噛んでしまっている人もいるんじゃないでしょうか。
その場の状況が退屈だと感じたときに手持ち無沙汰になって、気を紛らわすために自然と噛んでしまっている時もあります。
噛むのをやめたい!どうしたらいい?
代替品を使う
口の中を噛んでしまいそうだと感じたら、代わりになるものを口に含んで、口内を噛まないようにしてみましょう。
例えばガムやマウスピースなどです。
イライラしているときだけでも、マウスピースをしていれば噛まずにすむはずです。
噛むという行為でストレスが和らぐのなら、ガムもその役割を十分果たしてくれます。
ただ単に噛むだけでなく、口の中で弄んでいると、そのうち口内を噛まずにガムで満足できるようになるかもしれません。
鏡を目の前に置いておく
噛みそうだと思ったら、鏡で自分の顔を見てみるようにしましょう。
鏡を見られる状況にないときには、誰かが自分の顔を覗いている・面と向かって話しかけられている場面を想像してみましょう。
人前でヤギのように口をモゴモゴさせている恥ずかしい自分の顔を想像してみるのもいいかもしれません。
何度もうっかり噛んでるうちに、その箇所に癖がついてささくれたようになり、それが気になって噛み切ってるうちにやめられなくなったというケースもあるようですよ。
歯に食べ物が引っかかってるときと同じで、なんか気になるもので。まあ、癖にはなってませんが…
ストレスでイライラしたときに爪を噛んだり指を噛んだりする行為だと、何かを持つ・握りしめることで口に持っていかないようにできるけど、事が口の中に関するだけに噛む対象になるものがすぐ側にあると、なかなか噛む癖を防ぐのは難しいんじゃないですか?
噛むことで生じる痛みが快感だとか、血の味が好きとか言うんじゃなく、ほんとうにやめたいと思ってるんなら意図的にやめられるはずです。
知らず知らずのうちに噛み癖が出てしまっているという場合は、ハッと気がついた時点で気持ちを切り替えましょう。
その場ですぐに対策することです。
あまりに噛み癖が強く、毎回気になるほどの出血を伴うときには、口腔外科・口腔内科などのお医者さんに相談しましょう。
さいごに
癖で噛んでしまうのは、タバコと同じ嗜好的なもので中毒性があるからですね。
噛むことが心地よいので、アルコール依存症のように、それがないと落ち着かなくなってしまうわけです。
ただし、同じ箇所を何度も噛み続けていると口腔がんの発症の可能性も高くなります。
噛んで血が出てしまっては、怪我をしているのとおんなじです。
口内炎や口腔がんなどのことも意識して、早めにやめるよう対処しましょう。
癖じゃないけど、ついうっかり口の中を噛んでしまう場合にはこちらもどうぞ!
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