健康生活

日常生活の中で、嫌でも体内に発生してしまう活性酸素。

 

ウイルスや病原菌と戦う活性酸素はからだに必要不可欠なものです。

 

ところが必要以上に多くなると、からだを酸化させてしまうという害をもたらします。

 

抗酸化力を高めるには、食事やサプリメントの摂取など色々ありますが、活性酸素を無害化する方法として、マイナスイオンの取り込みがあります。

 

 

 

 

生活習慣病の原因にもなる活性酸素

 

生きていく上で必要なものに酸素がありますね。

エネルギーを作り出すときには酸素を必要としますが、その際に発生するのが活性酸素というもの。

 

活性酸素はからだを錆びつかせる、つまり、酸化させてしまいます。

 

切ったりんごが茶色く、しわしわになっていくのも酸化しているわけですが、それと同様です。

 

シミやシワ、白髪が増えるのも酸化が原因。

 

それだけではありません。

動脈硬化が起きる、糖尿病になるなど、老化や生活習慣病の多くも活性酸素がからだを酸化させることによって起こります。

 

 

 

からだの酸化を防ぐには、

 

• 酸化の原因である活性酸素の多量発生を抑える
• 多量に発生してしまった活性酸素を除去する

 

と言った方法があります。

 

 

 

ストレスや紫外線、タバコ、過度の飲酒なども活性酸素を発生させる一因なので、できるでけ避けるほうが無難です。

あとは抗酸化作用のある食べ物を摂取して、活性酸素の働きを抑えるという方法もありますが、それらだけでは心許ないということもありますね。

 

上記に加えもうひとつ、活性酸素を中和し、無害化してしまおうというのが、マイナスイオンの取り込みです。

 

 

 

 

マイナスイオンの働き

 

大気中の酸素分子によって電子を奪われることで酸化が起きます。

安定した電子を持たない酸素分子が、他の分子と結びついたり電子を奪いとることで活性酸素が生成され、からだが酸化していくんですね。

 

マイナスイオンは活性酸素と結びつくことで電子を安定させ、中和します。

活性酸素を普通の酸素に変えることができるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイナスイオンを摂り入れるには

 

マイナスイオンを発生させる家電品は多く販売されていますが、マイナスイオンとは別に特殊なものではありません。

 

自然の中に発生するので、その環境を作るかその場所に行くといいわけです。

 

シャワーでマイナスイオンが発生しやすくなる

森の中や滝のそばなど、湿度の高い場所に発生します。

上から落ちる滝同様に、シャワーをつかっていてもマイナスイオンは発生しているんです。

 

ただし、屋外である滝とはちがって、室内で湿度が高くなりすぎると、活性酸素を増大させるプラスイオンも多くなってしまうので適度な換気が必要です。

 

 

観葉植物を置く

滝同様に、森林でもマイナスイオンは発生しやすいので、室内にも植物を置いておくといいですね。

植物はプラスイオンである二酸化炭素を吸収してくれます。

そして酸素を出すのでマイナスイオンが発生します。

 

霧吹きなどを使ってもマイナスイオンは発生するので、植物に散布してやるといいでしょう。

 

 

部屋を乾燥させない

湿度は40～60％が理想です。

湿度は高すぎてもプラスイオンが発生してしまいます。

梅雨場のような湿度80％の状態では水の粒子が大きくなり、プラスイオンが発生しやすくなります。

 

除湿機や加湿器などを使って湿度を適当に保つのがいいですね。

 

 

換気は大事

人の吐き出す二酸化炭素や室内の電化製品からプラスイオンが発生して活性酸素が増えてしまいます。

タバコやほこりっぽい部屋も活性酸素を発生させる原因のひとつなので、換気や掃除で空気をすっきりさせましょう。

 

朝方十分に換気をしても、家電品に囲まれた部屋では、夕方にもなるとプラスイオンが何倍にもなっているようなので、適当な湿度を保つようにするのも重要です。

 

 

 

 

まとめ

 

からだを酸化させない抗酸化力を高めるには、食事やサプリなどで抗酸化物質を摂取するのが簡単です。

 

でも、活性酸素のもとになるプラスイオンは電気製品からも発せられるので、現代人は活性酸素発生の吹き溜まりで生活しているとも言えます。

 

プラスイオンや活性酸素と結びついて中和してくれるのがマイナスイオン。

マイナスイオンは自然からも、発生させる機器からも取り込むことができるものです。

 

パソコンやスマホ、AV機器など、多くの家電品に囲まれた部屋では適当な湿度を保ち、十分な換気をして活性酸素を除去しましょう。

 

 

 

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