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静電気を取る方法と除去グッズ・体にためないようにするには
冬になるとドアノブを触るのに勇気がいる。
容赦なく襲ってくる静電気。
手を近づけただけでバチッとくる、あの感覚が怖いという人は結構多いハズ!
手すりや車のドア、エレベーターのボタン、ウールのセーター、そして近くにいる人の手など。
部屋のドアノブ以外でも静電気の起きるものは多く存在しますね。
今回はドアノブや金属の取っ手、エレベーターのボタンなどを、ビクビクしないで触るための方法と除去グッズについて見ていきます。
バチっとくる静電気を取る方法
バチっとくるのは体に溜まった電気が一気に放電するから。
と言うことは、バチっときそうな物に触れる前に、体に帯電した静電気を逃がしてやればいいわけです。
近くのものに触れて静電気を逃がす
コンクリートや壁紙を貼った壁などにいったん触れてから、金属製のドアノブや柵などをつかむとバチッときません。
木を触っても体に溜まった静電気を逃がしてくれるので有効です。
ものに触れて電気を逃がす=アースの役割をしているということですね。
ただし、プラスチックに触れても効果がないので、知らずにそのままドアノブに触ってしまわないよう注意が必要です。
ゴムやプラスチックは電気を通さないので、触っても静電気を逃がす効果はありません!
スニーカーのようにゴム底の靴を履いていると、足元から地面に電気が抜けないので体に溜まったまんまの状態です。
だから足元以外の部分で地面なり壁なりを触って静電気を逃がすというわけです。
車の乗り降りの際にも同じことが言えます。
乗るときにドアの取手を触るのがこわければ、前もって壁や地面を手で触って静電気を逃せばいいし、降りるときには、足を地面につける前に車体の金属部分に触れながら降りれば静電気は起きません。
手をぬらす・湿らせることで放電させる
水分を含むことによって空気中に放電するので、金属部分を触っても静電気でバチッとなることはありません。
水道のある建物内くらいでしかひんぱんに手はぬらせませんが、エレベーターのボタンでも、湿らせた手と乾燥したままの手で触れるのとではまったく違います。
つまりは乾燥は大敵と言えるわけです。
静電気除去に有効な便利グッズ
ブレスレットやキーホルダー、静電気防止シート、スプレーなどが売られていますね。
人によって効果の度合いが違いますが、人気の高い商品なのでご紹介しておきます。
原理はセルフスタンドの静電気除去シートと同じですね。
触って放電させます。
先端の黒い部分で金属に触れるだけ!
触っても大丈夫ならにっこりマークがでます。
アマゾンで人気の高い(星5つ)商品。
私の場合は金属に触れる前、キーホルダータイプのもので触れて静電気を飛ばし、車に乗り込むときには、キーそのもので車体に触れることで静電気を逃していました。
最近の車はリモコンでのドアロック解除ですが、静電気が怖いと思うなら、あえてキーの先端でドアノブや車体に触れてから開けてみてはどうでしょうか。これも結構有効な静電気防止アイテムですよ。
そのほかにも、湿らせた(濡らした)ハンカチで金属部分に触るというのも効果があります。
静電気をためないようにしよう
体に静電気をためないことで、ビクビクしないで金属に触れることができます。
そのためには体質や身の回りの環境などを改善していくことが大事です。
服装に気をつける
そもそも静電気は人が体を動かしたり歩いたりすることで、衣服の布同士がこすれあい、その摩擦によって生じます。
空気が乾燥していると放電の度合いも大きくなります。だから冬場は金属でなくとも手と手が触れただけでバチッときますね。
衣類の種類(生地)によっても摩擦の度合いが大きくかわります。
ウールや羊毛、ナイロンなどは脱ぎ着するときパチパチして髪の毛がふんわり逆だった経験があるのではないでしょうか?
ナイロンもぺったり体にまとわりつく感じがありますね。これらの素材は静電気が発生しやすいものです。
逆にアクリルやポリエステル素材のものは静電気が起きにくいですが、これらの素材とウールやナイロン素材の衣類を合わせると、また静電気を帯びやすくなります。
服を選ぶ際にはなるべく素材の同じものを選ぶか、静電気の起きやすいものの場合は、スプレーや洗濯の際の柔軟剤に気を使ってみましょう。
体をアルカリ性にする
体が酸性に傾いていると、静電気を帯びやすくなります。肉や魚、糖分、お米などを多く摂っていると体は酸性に傾いていきます。
体をアルカリ性にするには野菜や果物、きのこ類など。
でも一概に野菜や果物を大量摂取しても、身体がアルカリ性に傾くということはありません。
要はバランスのいい食事を心がければいいわけです。
乾燥をふせぐ
これは環境にも、体そのものにも言えることです。
体が乾燥しているとそれだけ静電気も起きやすくなります。体の乾燥とは、体内の水分が不足しているというのが一因でもあります。
ミネラルウォーターや、アルカリイオン水を飲むのがおすすめです。
1日に必要な水分量(1,500~2,000cc)を、一気に飲むのではなく、少しずつ摂取するようにしましょう。
そして住環境においても、室内の湿度を上げてやると、静電気の防止になります。
湿度50~60%で、静電気だけでなく乾燥の季節に活動が活発になる風邪やインフルエンザウイルスの予防にも繋がりますよ。
まとめ
静電気は年中起こりますが、空気の乾燥する冬場は特に体への影響が大きく出ます。
中でも乾燥肌の人は強烈な静電気を帯びやすいので、服装や食生活、肌の乾燥を改善していくことで静電気がたまりにくい体にしていきましょう。
ひとまずは、金属部分に触れる前に、壁や地面等からたまった静電気を逃がしてやるということをおぼえておくといいと思います。
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