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寝るときにしてはいけない寒い時期のNG行動5選
寒い季節は布団が冷たい!
寝室も冷蔵庫のよう、寝ても寒すぎて目が覚める、と言った理由で重装備・完全防寒で布団に入ることもあると思います。
でも、寝ている間は無防備なので、やり過ぎると知らないうちにからだに悪影響を及ぼしていることもあるんです。
今回は寝るときにやってはいけない、寒い時期のNG行動5つをピックアップしました。
寝るときにこれはやめよう5つのNG
NGその1:くつ下をはいて寝る
一般的によく言われることと思います。「くつ下をはいて寝るのはよくありません」と。
その理由として「足がしめつけられるから」とか「体温調整ができないから」などがあります。
くつ下で足をしめつけてしまうと血行が悪くなり、末端である足先が冷え、ひいては全身を冷やしてしまうことになります。
そして足には体温調整をする役割があるんですが、くつ下で覆ってしまうと、体温調整ができないばかりか大量に汗をかいて冷えや蒸れの原因にもなるんです。
あまりに足元が寒いからといって長いくつ下をはいて寝てしまうと、翌朝指の間がふやけて皮がめくれ、「これって水虫!?」のような状態になることもあるので要注意!
そうは言っても、布団の中でくつ下はいてないと、なんだかひんやりして眠れないという人もいらっしゃるでしょう。
ハイ、寝るときにくつ下、完全にNGというわけでもありません。
はいて寝ても問題のないものを選べばいいんです。
もしはいて寝るのなら、
①ゴムのしめつけがないもの
②ゆったり余裕のあるもの
③できればシルク素材のもの
を選びましょう。
シルク素材は吸収性・通気性にも優れています。
なおかつゆるゆるの、くつ下の中で余裕で指をグーパーできるものがいいですね。
NGその2:きつい下着を着けたまま寝る
男性なら腰にゴムの跡がびっしり入るような、女性なら胸やおしりをガチガチに補正するような、そんな下着を履いたままの就寝はご法度です。
理由は通気性を悪くするからとか、血流の妨げになるからとか、お腹をしめつけないほうがリラックスでき、安眠につながるからなどがあげられます。
くつ下同様、血行が悪くなると冷えやすいからという点で、できれば下着は着けずに寝たほうがいいようですね。
そう言ったって、ノーブラじゃ寝ている間に胸が垂れてきちゃうでしょ!という女性もいらっしゃるでしょう。
そういう場合に女性には、寝るとき用ブラ・パジャマブラなるものがありますね。
私は男性なので、こればかりは検証のしようがありませんが、そもそもが寝るとき用に開発されているので、安眠や血流の妨げにはならないハズ。
そして男性女性にかかわらず、パンツの代わりに「ふんどし」を着けてみるのもおすすめです。
ふんどし=男のものだった昔とちがって、今では女性用ふんどしも売られています。
ゴムによるしめつけのないふんどし、試してみてはどうでしょう。
私は実際にふんどし着用で寝ることもありますが、しめつけのない分ストレスもありませんよ。
NGその3:電気毛布を使用する
確かに電気毛布は暖かいです。
あっという間に眠りに落ちそうなくらい気持ちがいい!
でも電気毛布には、快眠にみちびき、寝ている間に体の水分を奪ってしまうという恐ろしい罠が潜んでいます。
人間は寝ている間に思った以上に大量の汗をかきます。
電気毛布をつけたまま数時間寝ると、ずっと暖められたままで肌も乾燥し、汗もかくしで、翌朝起きたときに脱水でからだがだるいということにもなりかねません。
そうは言うけど、じゃあ一体何のための電気毛布なんだよという人もいらっしゃるでしょう。
電気毛布は、人間ではなく布団を暖めるためのものだと考えましょう。
寝る15分ぐらい前からつけておき、布団に入って少し体が温まってきたら消し、あとは自分の体温だけで温まるようにするわけです。
それだけじゃどうしても寒いよという場合、部分的に温める「湯たんぽ」の併用がおすすめです。
意外に朝まで暖かさが長持ちしますよ。
NGその4:ストーブをつけて寝る
加湿機能やタイマーのついたエアコンならともかく、電気ストーブや石油ストーブ、ガスストーブをつけたまま寝るのはキケンです!
部屋が乾燥して喉も痛くなる上に、石油やガスだと一酸化炭素中毒や二酸化炭素中毒になる可能性も大です。
翌日頭がクラクラして頭痛もするという程度ならまだマシ。気密性の高いマンションだと、死に至ることもあるのです。
そう言われても、エアコンは高くて買えないよという人もいらっしゃるでしょう。
そういう人にはオイルヒーターがおすすめですよ。
一酸化炭素や二酸化炭素の放出しないので空気も汚れず、やけどや火災の可能性も低いのが特徴です。
なによりストーブのつけっぱなしはやけどや火災の原因になるので絶対NGです。
NGその5:羽毛ぶとんの下に毛布を敷く
綿布団が主流だったころは、掛け布団の下に毛布を敷いて寝るのが当たり前でした。
でも羽毛ぶとんが一般化した今でも、毛布を布団の下に敷いている方が結構いらっしゃるようです。
羽毛ぶとんは保温性に優れた布団です。
軽い上に、暖かい空気を含んだ羽毛でからだを包み、保温効果を高めるという特徴があります。
毛布をじかに体に掛け、その上から羽毛ぶとんを掛けたのでは、羽毛の保温効果の意味がありません。
むしろ毛布は、羽毛ぶとんの表面が冷えて暖かい空気が逃げないよう、ガードするために上から掛けるべきなのです。
そんなこと言ったって、フカフカした毛布の方が、体感的にも見た目にも暖かいよという人もいらっしゃるでしょう。
たしかに、あらかじめ温めていない羽毛ぶとんは、掛けた瞬間ヒヤッとします。
でも体温を吸収してすぐに布団自体が温まり、羽毛が暖かい空気を含んでさらに保温してくれます。
その上から毛布をかければ、よっぽど寒冷地でもないかぎり暖房なしで快眠できます。
まとめ
くつ下は、つま先のないものをはいて寝てもOKですよ。
実際うちでは
ゆるゆるくつ下かつま先なしくつ下着用
ノーパンかふんどし着用
電気毛布は布団の温め専用で、寝る前にきる
暖房器具はつけて寝ない
毛布は羽毛布団の上
の5点を実行し、快眠しています。
血行不良、ストレス、風邪、頭痛、火災事故、冷えの原因になるNG行動を改善して快適な睡眠を!
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