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イライラしやすい人はやってみて!イラッとする時の対処法
イライラしやすい・怒りっぽいというのは、他者から見てももちろんですが、自分にとってもいいものではありません。
円満な社会生活を送るために、ほんの少し見方や考え方を変えてみましょう。
こうすることでイライラや怒りを回避することも可能です。
今回は、イライラしたときどうすれば落ち着けるか、その対処法について見ていきます。
イライラに対処するには
自分の価値観や理想に大いに反するものはストレスの原因になります。
そしてそのストレスがイライラを生み出します。
イライラしない・ちょっとしたことで怒らないために、まずは心にゆとりを持つことが大切です。
そして考え方や見方を少し変えてみることです。
イライラとは、自分の考え方ひとつで発生したり消え去ったりするものです。
つまり、どうにでも変わるものであり、逆に言うと気分を落ち着かせれば、イライラは消え去るということですね。
そのためには、
- 自分はなにについてイライラしているのか?
- このイライラを解消するにはどういった行動が必要か?
などを考えてみることです。
人がイライラした気持ちを落ち着かせるのに、脳の前部にある前頭葉が働きます。
ただし、この前頭葉は即座に機能することができず、気分を落ち着かせるまでには5秒間ほど必要になります。
それでも6秒も経てばいいわけですから、上記のイラつきの原因や解消法を考えていれば、あっという間に気も落ち着いてしまうことでしょう。
あるいは気分を落ち着かせることを意識しながら最低でも6秒、数をかぞえてみることです。
そしてそのあとは、この程度のこと、気にするまでもないなと割り切るだけです。
関連記事⇒イライラや怒りを抑える前頭葉
関連記事⇒うつ病の原因にもなるストレスと脳の関係
さて、イライラの原因になるのは、人であったりものであったり、状況だったりします。
次はそれらの場合に見る対処の仕方です。
人に対するイライラ
イライラの多くは対人によるものでしょう。
考え方や価値観の違いからイライラが生じます。
タバコの嫌いな人の前で平気で吸い始める人や、口を開けてクチャクチャ音をたててものを食べる人、みんなの共有物を乱雑に扱う人など。
当人たちには悪意はなくてもそれらの行為が嫌いな人からすると、イライラの原因になります。
こんなときはその場から離れるのが一番です。
ただ、そうも行かない場合、考えを切り替えるのが得策です。
他人に期待しすぎない
ルーズな人や自己中心的な人といっしょに仕事をしていると、全体のペースを乱されたりしていらいらすることもあるでしょう。
そんなときは「あの人はこうなんだ」と割り切り、それを計算に入れた上で行動しましょう。
相手に改善を求めるのではなく、距離を置くことが、よけいないらだちを生じさせずにすみます。
要は、こうあって欲しいと言う他人への願望を捨て去る・こうあるべきだと言う自分の願望に執着しない、ということです。
最初から過度の期待をかけなければさほどイライラしないものです。
相手とのギャップを埋める・譲歩する
相手も同じように、あなたに対してイライラしていることがあるかもしれません。
人の性格は様々です。
自分はこんなことをしているときはないだろうかと、相手の目線に立って考えてみましょう。
相手があからさまに悪意を持って行動しているわけでもない限り、「このくらいは仕方ない」と、譲歩することも大事です。
状況に対するイライラ
イライラの原因は、人間だけとは限りません。
急いでいるときに限って複数の信号や渋滞にひっかかったり、エレベーターがなかなか来なかったり…
ことがスムーズに運ばないことに対してのイライラが募ってくるわけです。
こうした場合は天災と考え、なるようにしかならないと割り切りましょう。
相手が自然や時の運だと、イライラしてもしょうがないのです。
何事も完璧に進めようと考えない
100%うまくやろうと思うと、少しでも至らないところがあった場合、不満に感じます。
思い通りに行かないことがイライラに変わるわけです。
この程度なら80%できればOKだとか、50%うまく行けば大丈夫だとか、許容できるレベルを設けて事をすすめると、イライラも軽減できます。
急がない・焦らない
何事も焦ったり急いだりすると失敗につながります。
些細な事で失敗するとイライラどころか、怒りを覚えることもあるでしょう。
時間的にも気分的にも、余裕を持って行動することで失敗もイライラも回避できます。
いい人であり続けることをやめる
なんでも背負い込む人、責任感の強い人ほど不満やストレスを蓄積しやすいものです。
「なんで自分だけ」と、何か損をした気になって、徐々にイライラが積み重なっていきます。
「自分はこれだけのことをしているんだから、このくらいは免除されてもバチは当たらない」と、多少いい加減になることでイライラの蓄積も回避できます。
よくないのは真面目にやりすぎて不満が一気に爆発することです。
イライラがつのったらやってみよう
3回深呼吸する
イヤホンのコードが絡まったとか、財布やチケットなどが、服やカバンに引っかかってうまく出せないとき、イラッとすることもあるでしょう。
そんなときは深呼吸を3回繰り返しましょう。
気分も落ち着き、3回終わった頃には前頭葉が働いて怒りを抑え込んでくれます。
自分は非のない行動をしていても、他人から無礼な態度や悪意ある態度をとられて怒りがこみ上げることもありますね。
そんなときには、上記の「この人はこういう人なんだ」と考えて割り切る・深呼吸を繰り返してイライラをリセットするなど、気分を落ち着かせましょう。
悪意のある相手に怒るなというのは、なんとも理不尽なところがありますが、「いちいち相手にしていると損だ、それよりさっさとその相手から離れよう」と、受け流すほうが得策です。
そして嫌なことはさっさと忘れることです。
あとになって思い返すというのはストレスの原因にもなりよくありません。
よけいにムカムカして夜も眠れなくなってしまうことでしょう。
ストレスは発散させる
簡単に忘れることのできない腹立たしいことがあったとき、私はジムで発散させています。
怒りをエネルギーに変えると言う話もよくききますが、私の場合もストレス発散と同時にいつもより持久力も筋力も上がります。
イライラしがちな人は、セロトニンやオキシトシンなどの分泌を促すと良いですよ。
これらは幸せホルモンとも呼ばれるもので、自律神経を整えたりストレスを緩和する働きがあります。
現代人はイライラがあって当たり前のような感がありますが、普段何かにイライラしたりすること、ありますか?
電車やレストランの順番待ちに割り込まれると、イラッとしますね。
お店の順番待ちだと、列の前に連れが並んでるのを見て、話しかけながらすっとぼけて列に入り込むんだから…
イラッとどころじゃないよ!
あたしだったら割り込むな!って怒鳴っちゃうよ。
たしかにマナーが悪いのはイライラの原因になりますね。
でも、みさとちゃんのように怒鳴ってしまうと、とんでもないことに発展するかもしれません。
気分は悪いですが、レストランの順番待ちなら、もめ事を起こすとその後の食事がよけいに後味の悪いものになってしまいます。
食事ができれば良しとして、サラッと流しましょう。
ええ。
いっしょにいた友達と、「なにあれ!気分悪ぅ〜」って小声で悪口言って解消しました。
それは良かったですね。
怒りではなく、まだイライラの段階だと、すぐに解消できますから。
でも、ズルイことやって得してるなんて、許せないよ!
まあそうですが、毎回そういう人たちに出くわすというわけじゃありません。
不正に対していら立つのは、正義感が強いからですね。
でもカッとなって踏み込みすぎるのは、かえってトラブルの原因になります。
円満な社会生活…今回のケースでは、友達との食事ですね。
楽しく食事するために、イライラの原因から距離を置くというのも大事です。
館長さん、冷静なんだね。
そうかぁ。イライラしたり怒りっぽいと、トラブルになって損しちゃうことだってあるよね。
へえ…
それじゃ、あたしもこれから、デキの悪い新人にイライラしたら数かぞえるようにしよーっと。
うわぁムカつく!
あからさまに言うことないじゃん!
はいはい二人とも、深呼吸深呼吸。
数かぞえて…1,2,3…
さいごに
虫の居所の悪いときに、さらに腹立たしいことが起きる場合もありますね。
なんでこんなについてないんだろうとか、なんでこんなときに悪いことが重なるんだと、よけいにイライラしてしまうことだってあるでしょう。
そんなときこそ、意識して気分を落ち着かせることです。
イライラがつのると、周囲に対しても刺々しく接してしまうことにもなります。
後々冷静になって、なんの関係もない人に八つ当たりしたみたいで、悪い事したなと言うことにならないように、イライラは早いうちに消去です。
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