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即効で目の疲れを和らげるツボマッサージ!痛みや吐き気にも
目の奥がズーンと重くなったり、うずくような痛みがあったり。
テレビやパソコン、スマホやゲームの画面を見る機会の多い現代人にはつきものの症状ですね。
私も昔、ゲームのしすぎで目の奥が痛くなったことがあります。
目の奥の痛みと同時にひどい頭痛と吐き気でしばらく苦しみました。
目の使いすぎ・凝視することで、目に力が入りすぎて筋肉が硬直。血流も悪化した結果ですね。
そうなる前に目を休めるのがいいんですが、これはヤバイなと思ったらツボマッサージや温湿布で目のコリをほぐしてみましょう。
目からくる頭痛や吐き気を和らげるには
即効ツボマッサージ
誰しも目が疲れたり痛くなったりしたら、無意識に眉間やこめかみを押さえるんじゃないでしょうか。
目の酷使による吐き気や頭痛、目の疲れ・痛みを和らげるには、目尻から首の後ろにかけてのツボ押しが効果的です。
目尻のツボ:瞳子髎(どうしりょう)
首のツボ:天柱(てんちゅう)・風池(ふうち)
瞳子髎
目の外側・骨のくぼんだところにあります。
眼精疲労や、そこからくる頭痛に効くツボです。
ここに人差し指から薬指まで3本の指を当てて、後(耳の方)へなでるようにマッサージします。
あまりきつく押さえないように、気持ちよくなるくらいまでやってみましょう。
同じく目に効く「太陽(たいよう)」というツボがあります。
これは目の疲れやコリをほぐすのに良いツボで、こめかみのへこんだところにあります。
瞳子髎と近いのでややこしいですが、瞳子髎は目尻のすぐ横のくぼみ、太陽はそこから親指1本分ほど上部に位置します。
天柱・風池
首の後ろ側、髪の生え際にあるツボです。
天柱は真ん中のくぼみから指2本分外側に位置し、風池は天柱よりもやや上部にあります。
共に眼精疲労や頭痛、肩こりに効果があります。
肩のこりから頭痛や吐き気をもよおすということもあるので、これらのツボ刺激は効果的です。
瞳子髎や太陽などの目の近くのツボと、天柱や風池などの首の後ろのツボを結ぶライン上(耳の周辺)にも、目の疲れやコリをほぐすツボが集中しています。
耳の後や前のくぼみを刺激したり耳全体を手のひらでもみほぐすなどしてみるといいでしょう。
蒸しタオルを使う
目が疲れたときは、周辺の筋肉が硬くなっている事が考えられます。
こうした筋肉をほぐすのに、蒸しタオルは効果的です。
仰向けに寝て、顔に乗せてもやけどをしない程度に温めたタオルやハンドタオルを、目やその周りが覆えるように乗せます。
冷めてきたら温め直して、繰り返し何度か目の周囲をほぐしてみましょう。
ただし、目が充血している・目の周りが腫れている・かゆみがあるというときには行ってはいけません。
こんなときは冷やしたほうが効果的です。
冷たいタオルを使う
仰向けに寝た状態で目を閉じ、冷やしたタオルを目の上に当てます。
そして両方のこめかみに手を当てて、タオルで擦るようにマッサージします。
このとき直接まぶた(目)を刺激しないようにしましょう。
疲れ目には目薬
目の疲れにいい市販の目薬といえば、爽快感を得るものがほとんどですね。
血行を良くして充血を取るのに効果的です。
でも、疲れたときにさすとスキッとするからと言って、頻繁に使うのはかえって充血を招くのでよくありません。
さすときにはまつ毛に触れないように注意しましょう。
目に近づけすぎてまつ毛や肌に触れると、そこから雑菌が繁殖することもあります。
適度に離して、さしたあとはまばたきや目を閉じるなどして、目薬が眼球全体に行き渡るようにするのがポイントです。
目が痛いときの目玉の体操
まず、目を軽く閉じて両手で覆います。
光を感じない状態からしばらくしてスタート。
目を閉じたまま、瞳子髎のマッサージと同じ、こめかみを指で押さえて耳の方向にマッサージします。
十分にマッサージできたら、次に両手であごを支えます。
目は閉じたまま、目を左右に8~10回ほど動かします。
次に左回し、右回しと、これも8~10回ほど行いましょう
目のストレッチはこちらで解説しています。
関連記事⇒パソコンによる目の疲れを簡単手軽に解消
頭皮マッサージも効果アリ?
目を酷使していると頭部の筋肉も硬くなったり血流も悪くなったりして、より目の疲労が激しくなります。
ひどくなる前に頭部の血流をよくしてやれば、目も疲れにくくなります。
頭頂部を刺激して育毛というのと同じように、ヘアブラシを使って軽くトントン頭を叩いてやるだけです。
とくに頭のてっぺんから、おでこの上から指4本分くらいの箇所を重点的に刺激してやると効果的です。
普段、何気に周りのものを見ているよりも、なにかに集中して見るとか、一生懸命に眼球を使っていると目の疲れが出ますね。
パソコンやスマホの画面を凝視してるとか、ゲームをやりこんでるときとか…
目の筋肉を酷使することで血流が悪くなって、凝ってくるんですね。
眼精疲労というやつです。
う〜ん、理屈はわかるんですけど。
ずっと目を動かして、目の筋肉が凝り固まってしまうっていうんなら、目玉をぐるぐる動かす体操なんて、よけいに眼球を疲労させるんじゃないんですか?
疲労して凝るのは、目のピントを合わせる筋肉・毛様体筋です。
ものを見るときには対象物に瞬時にピントを合わせますから、目を使うほど疲労します。
毛様体筋が一生懸命働いて、緊張してしまうんですね。
でも、目を閉じてピント調整をせず、眼球をぐるぐる動かしてると凝りもほぐれて血流も良くなるというわけです。
あー!
なるほど、ピント調整の筋肉か。
カメラのピントなんて比べ物にならないほど瞬時ですもんね、全くわからないほどに。
目の使いすぎで疲れてるとか眠いときなんて、一瞬ピントがボケたり調整ができなかったりしませんか?
ああ、そういうことあります!
毛様体筋がついてこれなくなってるんですね。
そんなときは目を使うのを止めてほぐしてやることです。
血行を良くして、できるならしばらく目を閉じて休息させることです。
目の使いすぎには注意しましょう。
さいごに
ツボ刺激は特別な道具もいらないし、いつでもどこでもできるので「目が疲れる前・目を使いすぎる前」に、マメに行うといいですよ。
何にせよ、パソコン・スマホ・ゲーム画面の見過ぎは疲れ目の悪い原因です。
私のように目の奥に痛みを感じたら、マッサージだけでは改善されないことになるかもしれません。
痛みがひどいときには眼科を受診しましょう。
眼球に障害がでたら、もとに戻らなくなることもあるので要注意!
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