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パソコンによる目の疲れを簡単手軽に解消する方法
仕事でパソコンを使う人は多いはず。
OLさんだって一日パソコンとにらめっこなんて今じゃ普通ですね。
パソコンで仕事をしてからというもの、目が疲れやすくなった・モニターを見ているとまぶたが重くなるという人も増えているんじゃないでしょうか。
実は私もそうでした。
目が疲れてしょうがないよ、モニターをずっと見続けるのはつらい!という方のために。
今回は、すぐにできるパソコンによる目の疲れ解消法について解説していきます。
お金をかけずにその場でできる疲れ目解消
目のストレッチ
まず目をとじてしばらくそのまま休めます。
その時、手のひらで目を温めるように目の周りを覆ってやると、眼球もなんだか楽になっていく感じがします。
30秒~1分ほど休めたら、目のストレッチです。
1.目をギュッと閉じたりパッと開いたりを5回ほど繰り返します。
両目の間にシワがよるくらいギュッと閉じ、額にシワがよるくらい大きく目を開くことがミソです。
額にシワがよるのが嫌な人はおでこをおさえながらしましょう。
ここでのポイントは、目の周りの筋肉をほぐすことです。
2.顔は動かさず目だけを、もうこれ以上見えないというところまで右に動かします。
3.同様に今度はおもいきり左を見ます。くれぐれも首を動かさないようにしましょう。
4.顔は上げずに目だけで上を見ます。白目をむくぐらいおもいきり上を見ます。
5.最後に下です。あごをひかないように注意しておもいきり下を見ます。
この一連の動作をゆっくり、3セットほど行います。
右から左にいきなりいくのではなく、右に行ったら一旦真ん中に、左からいきなり上ではなく、一旦真ん中に視線を戻しましょう。
6.その後、眼球をゆっくり右回り2回、左回り2回を、3セットほど繰り返します。
これらを2~3回行いましょう。目の筋肉、目の周りの筋肉をほぐす効果があります。
ピントの調整もやってみましょう。
4~5メートル離れた物・景色を20秒ほどボーッとながめ、すぐ近くにある物に視線を移し30秒見ます。
これを4~5回繰り返します。
しっかり見るのではなく、あくまでもボーッと視線を投じるだけです。
凝視すると逆効果なので要注意です。
近くのものだからといって、くれぐれもパソコンのモニターを見ないように。
ツボマッサージ
目の周りのコリをほぐします。
眼球は強く押さえないようにしましょう。
リラックスした状態で、「あ〜気持ち良い」と思えるくらい行います。
攅竹(さんちく)
両眉、眉頭の内側にあるツボです。
親指で持ち上げるように押し込みます。机に両肘をたてて固定するとやりやすいですよ。
清明(せいめい)
目頭と鼻の付け根の間のくぼんだところにあります。目が疲れた時に自然に押さえるツボですね。
指の腹で鼻筋をつまむようにギュッギュッと押し込みましょう。
太陽(たいよう)
こめかみのへこんだ部分にあるツボ。
指を当て、最初は弱めに、そして徐々に痛いくらい強く押し込んでいきます。
承泣(しょうきゅう)
目の真下の少しくぼんだ箇所にあります。ここを下に押し込むように刺激します。
合谷(ごうこく)
人差指と親指の骨が合わさっている少し上辺りにあるツボ。手にあるのに目やその他の部位にも効く、万能のツボです。
手の甲、手の平側から親指と人差指でつまむようにして、適度な強さで、少々長めに押しましょう。
目の周りを温める
血行をよくし、疲れを取ります。
蒸したタオルやハンドタオルなどを目に当てるだけです。
40℃くらいのお湯で濡らしたものを絞って使うか、電子レンジで温めれば、簡易ホットアイマスクの出来上がり。
タオルが覚めるまで閉じた目の上に当てていると、目がジワーっと気持ちよくなってきます。
残業・徹夜でモニターを凝視しすぎて充血してしまった目には、温かいタオルはよくありません。
そんなときは目を冷やすほうがいいのです。
濡らしたタオルを冷蔵庫で冷やすか、アイスノンや保冷剤をタオルでくるんだものを目に当てるといいですよ。
補足:首や肩を回す
パソコンを凝視していると、気づかないうちに長時間一定の姿勢ですごすため、肩や首もこってきて疲れやすくなります。
肩・首の緊張をほぐし、血行を良くしましょう。
肩をもんだり、伸びをしたりは、普段誰もが自然に行っている手短な疲労解消の方法です。
目を閉じて上半身の緊張もほぐしてやると、不思議と目の疲れも和らいでいきます。
目の疲れはこんなことが原因?
単純にモニターの見過ぎというのではなく、もっと別のことが原因で目が疲れやすくなっているということもあります。
画面の明るさ
明るいほうが見やすい・画像がきれいに見えるからといってモニターの明度を上げていると、そのうち目がチカチカし、疲れてきます。
画面を見ていて目が開けていられると感じるくらいまで、明度を落としましょう。
はじめは妙に暗いなと感じますが、そのうち慣れてきます。
明るすぎるモニターをずっと見ていると、目がチカチカショボショボして開けていられなくなるだけでなく、眼の奥(眼球)にも痛みを感じることもあるので要注意です。
姿勢
パソコンに向かう姿勢は、背筋を伸ばして画面から40~50㎝離れた位置で、視線がやや下向きになるようにするのがいいとされていますが、姿勢はそのうち崩れてくることがありますね。
背中を曲げて前のめりになり、モニターに近づきすぎるなど、正しい姿勢でパソコンに向かうのはなかなか難しいこともあります。
疲れてきて背筋が曲がっても、せめてモニターとの距離はある程度開けるようにしましょう。
目が疲れてくるほどモニターに近づいて見ようとします。
モニターに近づいて目を細めて睨むように見るのは、すでに目が疲れているということです。
休みなく長時間見続けている
仕事でパソコンを使う人は、1日8時間はモニターを見ていることもありますね。
忙しすぎて、パソコンの前でモニターを見ながら昼食という人もいるはず。
そんな人はほぼ連続してモニターを見続けていることもあるので、そりゃあ目もつかれます。
長時間パソコンに向かうなら、1時間に10分〜15分は休憩し、モニターを見ずに過ごす時間をとるのが理想です。
仕事中だと1時間に10分も休憩できないよという人は、1〜2分でもこまめにモニターから目をはなし、目のマッサージやツボ押し、ストレッチするなどして疲れをリセットするのがおすすめです。
まとめ
目の筋肉をほぐす、血行を良くするのは身近にあるもので簡単にできます。
ただ目を閉じてしばらくボーッとしていたり、眼球を動かすだけでも目がすっきりしますよ。
人はだれでも、無意識のうちに疲れた箇所を揉んだりツボ押ししたりしますね。
それを効率のいい、適したやり方で実践すればいいだけのことです。
パソコンやスマホ、タブレット、ゲーム機を見続けている現代人は目を酷使しています。
疲れ目の一番の原因は「画面を見続ける」ということです。
1ヵ所をずっと見続けることで目の筋肉が硬くなってしまい、やがては視力低下や目の疲れに繋がるのです。
モニターを凝視するあまりまばたきの回数が減って目が乾燥し、ドライアイになることもあるので注意が必要です。
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