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夜寝ているときに歯が痛い!虫歯じゃないのになぜ痛む?

 


夜、寝る前までなんともなかったのに、眠りについてからひどい歯の痛みで目が覚めたと言う経験、私はこのあいだ初めてしました!

 

こんな深夜に虫歯!?と焦りましたが、痛みに耐えながらも再入眠して、翌朝起きたら…痛みは嘘のようになくなっていました。

 

 

あれは夢だったのか、それとも気のせいか?というくらいなんの痛みも感じない、でも夜になって眠ると地獄の痛みに襲われる…虫歯じゃないのになぜ?

 

今現在はなんともないんですが、気になって調べてみたら「ああこれだったのか!」という、ぴったり当てはまるものがありました。

 

というわけで今回は、夜、寝ているときに歯が痛くなるのは何が原因だったのかについて見ていきます。

 

 

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夜歯が痛くなるのはなぜ?

 

夜間就寝時痛

ポイントは、眠っている時ということ。

 

夜、寝ているときに痛くなるので夜間就寝時痛と呼ばれますが、夜に限ったことではなく、眠っていれば昼間でも起こり得ます。

 

ではどうして眠っているときに限って痛くなるんでしょうか。

 

眠っているときの状態として、

 

  • 横になっている
  • 副交感神経が優位になっている
  • 無意識下である

 

などの条件が発生します。

 

横になっているぶん、立っているときよりも頭に血が上りやすくなります。

頭部の血液が増え、血管も拡張するわけですね。

 

そして眠っているときは、リラックスする際に優位になる副交感神経の働きで体温が上昇します。

体温の上昇で血流が盛んになり、やはり頭部の血管が拡張します。

 

頭や指先などがうっ血したときに、ドクンドクンあるいはズキンズキンといった、脈の動きに合わせた痛みが出た経験は誰しもあるかと思います。

 

これは拡張した血管が周りの神経を圧迫するため起きる、脈拍に合わせた痛み・拍動痛というものです。

 

夜、就寝時に拍動痛が起きるのはこうした理由によるものです。

 

 

なぜ寝ているときに歯が痛い?

 

血流の増加

体温の上昇や横になることでの頭部への血流増加で神経が圧迫されることが痛みの原因ですが、単に神経圧迫なら、痛みが出るのは歯に限ったことではありませんね。

 

とくに歯が痛むのは、虫歯などが起因しているとも考えられます。

 

虫歯などで炎症した患部の血流増加が周辺の神経を圧迫して、拍動痛が起きるわけです。

 

単なる虫歯の場合は、昼間あるいは起きていても痛くなりますが、寝ているときだけ痛いというなら、すでに虫歯治療をして神経を抜いた箇所に異常があるとも考えられます。

 

根尖病巣(こんせんびょうそう)


歯の根っこの先端に膿がたまる状態です。

 

歯の神経は抜いているので痛みませんが、歯茎の神経が炎症を起こして痛みを感じるものです。

 

これもやはり血流増加によって痛むので、昼間起きているときはなんとも感じなくても、就寝時には前述のような条件で発生します。

 

 

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虫歯じゃないのに歯が痛い!

 

歯医者さんに診てもらったけど虫歯がないと言われた、でも痛くなる…

そもそも虫歯じゃないのに寝ているとき歯が痛くなるというケースもあります。

 

歯ぎしり・食いしばり

歯を強く噛み合わせることで歯根膜が炎症を起こし、強い痛みとなって現れます。

 

歯根膜


歯茎の中の骨(歯を支えている骨)を歯槽骨といいます。

歯根膜は歯の根っこと歯槽骨の間にある薄い膜です。

神経を抜いた歯であっても痛みを感じるのは、歯根膜があるからです。

 

じつは私がこれでした。

 

夜中、あまりの痛さに目が覚め、その後もしばらく激痛が続きます。

でもいつの間にか眠ってしまい、朝、目が覚めたら夜中のことが夢だったようになんとも感じないんです。

 

一体どの程度の力で噛んでいる・食いしばっていると、こんな激痛が出るほどになるのか不思議です。

入眠時の無意識下に起こっていることなので、その力加減は自分では全然わからないんですね。

 

入眠時の体温上昇や血流も全く関係ありません。

 

眠っている間に自分でしていることだから、起きているときに痛くならないのはもっともです。

 

私の場合、食べ物は右側で噛むくせがあるんですが、やはり痛んだのも右側です。

 

強いストレスなどが原因で起こるようです。

 

二晩続けて苦しみましたが、対策としてマウスピースをして寝てみると、その夜はなんともありませんでした。

 

なので思い当たるストレスを解消させてから寝るようにしたら、もう痛くなることはありませんでした。

 

もともと歯ぎしりが癖になっている人はなりやすいようです。

 

 

管理人・かいり

歯ぎしりや食いしばりで起こる痛みはズキズキといったものではなく、しめつけられるような圧がかかったような、ギュウゥッと言う感じの痛みです。

歯を引っこ抜きたくなるくらい痛いですよ。

 

まや
寝てる間にそこまで痛くなるほど食いしばるって、なんか怖いですね…

 

そうですね。

これが原因で歯にヒビが入ったり欠けたり、歯槽膿漏になることもあるようです。

 

 

これって病原菌とかが原因じゃないから、病気ってわけじゃないですよね?

 

 

噛み合わせによる怪我で、咬合性外傷と呼ばれています。

強いストレスが起因するので、誰にでも起こり得るんですよ。

 

 

ああ、悪夢を見たり苦しいときなんかにギリギリ歯ぎしり出ますよね。

ああ言うのがもとで歯が痛くなるのかぁ…

 

 

就寝中の歯ぎしりや食いしばりは、歯の痛みだけじゃなく、頭痛を引き起こすこともありますよ。

色んな所でつながっているので、別の部位の痛みも原因は同じだったってこともあるわけです。

 

 

うーん。日頃ストレスをため込み過ぎるのは良くないってことね。

 

 

 

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さいごに

 

炎症や血流が原因で起こる歯の痛みは、痛み止めを飲むか、手っ取り早くは患部を冷やすことが有効です。

タオルなどにくるんだアイスノンや保冷剤を患部に当てると、夜間の応急処置になるはずです。

 

私の場合は歯ぎしり・食いしばりでしたが、何が原因かわからないので、歯が傷みだしたら歯科受診をおすすめします。

 


 

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管理人:かいり 

介護福祉士の資格を持つ管理人、

健康すっきり生活館の館長・かいりです。

仕事で経験したこと、学んだことをメインに実のある情報をお届けしていきます。

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