健康生活

健康すっきり生活館

精神的・身体的・社会的にもすっきり爽快!

加齢性難聴って加齢だけが原因じゃない!?認知症にも要注意

 


歳をとるとからだの機能は衰えるのは当たり前。

近くのものが見えづらくなったり、耳も遠くなります。

 

加齢に伴い耳が遠くなるのは加齢性難聴、または老人性難聴と言います。

 

なんだか聞こえづらいなと感じるのは50歳を過ぎた頃から。

 

そして高齢者と呼ばれる65歳を超えると、難聴とされる人の数が増えはじめます。

 

年齢とともにその数が増えていくわけですが、これは単に聴覚機能の衰えが原因というわけではなく、血管の異常も関係している可能性があります。

 

そして、認知症にもおおいに関係があるんです。

 

 

スポンサードリンク

 

 

加齢性難聴の原因は有毛細胞の損傷

 

歳をとって耳が聞こえにくくなる主な理由として、有毛細胞の衰えがあります。

 

有毛細胞

内耳の器官・蝸牛の中にある、音を感知する細胞です。

有毛細胞は場所によって感知する音域が決まっています。

 

耳の入口に近い側にある有毛細胞は高音を捉える役割があり、中に行くほど低音域を捉える役割を担っています。

 

高齢者の多くは、まず高音域が聞き取りづらくなってくると言います。

 

これは、音による衝撃などの影響は外側に近いほど受けやすいので、高音域の感知を担う部分から損傷していくからです。

 

まずはカ行やサ行なんかがよく聞こえなくなってくるんですね。

そのせいで聞き間違いが増え、そのうち内側の有毛細胞も衰えだして、ボソボソとしか聞こえなくなってくるわけです。

 

有毛細胞が損傷する原因は?

肌や内臓の衰えと同じく、歳とともに有毛細胞も劣化してきます。

つまり加齢が原因のひとつですが、それ以外にも有毛細胞損傷に影響するものがあります。

 

糖尿病や高脂血症、それに伴う動脈硬化など、血液の流れを悪くするものは難聴の一因となります。

 

内耳への血流が悪くなると、有毛細胞に酸素や栄養が行き渡らなくなり機能が低下します。

 

高齢者には糖尿病や動脈硬化などを患っている人も多いので、そのぶん難聴に拍車が掛かるというわけです。

 

 

スポンサードリンク

 

 

難聴に気づかないのはなぜ?

 

高齢者の中には自分が難聴になっていると気づかない人も多いようです。

 

理由として、いきなり聞こえなくなるのではなく、徐々に徐々に、非常にゆっくり進行していくからというのが挙げられます。

 

そして、聞き取りにくい言葉や単語は、ある程度脳が補正してくれるからです。

 

 

介護士・じゅり

(入居者の)ヤマダさんって最近、私の言ったことが聞きとれてないみたいなんですよ。

さっきもテーマパークのアトラクションの話したら何度も聞き返してくるし…

 

管理人・かいり
本人がその単語を復唱しようとしても、まったく違った言葉になってるんですね?

 

そうそう、そうなんです!

ややこしい薬の名前はちゃんと聞き取れてるのに、なんでかしら?

 

ヤマダさんは元看護師だから、薬の名前なんかだと馴染みがあるわけですよ。

自分の知ってる単語だと、多少聞き取りづらくても脳が補正して、文脈からもその単語だとわかるんです。

だから本当は聞き取れてないのに、他人には聞き取れているように思えるんですね。

 

ああ、知った単語だと自分でも発音できますしね。

聞いたこともない単語だと、うまく聞き取れなきゃ発音できないわけだ。

 

そうですね。

それに、馴染みのある単語や言葉は当人自身も聞こえてるように思ってしまうんです。

 

だから難聴だということに気づかないことも多いようですよ。

 

あっ、そうなんだ!

 

加齢で劣化・損傷した有毛細胞を元に戻すことはできません。

 

徐々に進行するだけに自分では気づきにくいというのが現状ですが、高音域が聞こえにくくなってきた時点で何らかの措置を取れば、進行を遅らせることもできるでしょう。

 

身近で難聴の兆候がある人がいたら、周りの人が気をつけてあげるのがいいんですね。

 

血流を阻害する要因はできるだけ排除すること

高血圧や糖尿などの生活習慣病は最大の要因です。

 

タバコや過度の飲酒も避け、血流を良くするためにウォーキングなどの適度な有酸素運動を心がけましょう。

 

そして騒音も、有毛細胞を痛める原因になります。

聞こえづらいからテレビなどの音を大きくするのではなく、難聴の自覚が出始めたら、早めに補聴器をつけて有毛細胞に不可のかからないようにすることも大事です。

 

PR

サプリメント 美聴泉

サン・クラルテ製薬

 

認知症になることもある

 

介護業界ではよく知られていることですが、社会との関わりがなくなって他人とのコミュニケーションの機会が減ると認知症のリスクが高まります。

 

聞こえが悪くなっているのに気づかず進行も早まると、聞き間違いが増えたり会話が成立しなくなってきます。

 

周りの音も聞こえにくいので、事故への不安や他人との関わりがしづらいと感じるようになり、やがては外出も億劫になってきます。

 

自宅に閉じこもりがちで孤立してしまい、意欲が減退したり感情の変化も乏しくなると、認知機能に影響が出るわけです。

 

糖尿病や動脈硬化などの神経に障害を与える病気が、難聴と同時に認知機能も低下させるのではないかとも言われています。

 

糖尿病などが原因で難聴に…難聴が原因で認知症に…というのではなく、神経を傷害されることで同時に起こるということです。

 

これはまだ仮設ということなので明確にはなっていませんが、糖尿病や動脈硬化を患った人が難聴になりやすいことや、難聴が認知機能低下のリスクを高めることは報告されています。

 

 

スポンサードリンク

 

 

さいごに

 

有毛細胞を衰えさせるのは経年だけではありません。

 

飲食や就寝などの生活習慣や周りの環境からくるストレスも起因します。

 

何より血管の衰えによる血流障害が大きく影響するので、生活習慣が聴覚の衰えを早めてしまうということもあるわけです。

 

 

 


 

こんな記事も読まれています

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

トラックバックURL: 
管理人:かいり 

介護福祉士の資格を持つ管理人、

健康すっきり生活館の館長・かいりです。

仕事で経験したこと、学んだことをメインに実のある情報をお届けしていきます。

〈健康すっきり生活館とは〉 〈自己紹介〉

カテゴリー
最近の投稿
人気記事
アーカイブ