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職場の人間関係は最たる原因!仕事でストレスをためない対処法
ストレスは自分にとって物事が順調に行かないときに感じる、苦痛や苦悩などをいいますね。
ストレス社会である現代では、その原因になるものはあちこちにゴロゴロ転がっています。
中でも生活していく上で関わっていく対人は一番ややこしいストレス要因であるとも言えます。
職場の人間関係でのストレスについて
ストレスというものは個人差があります。
ある物事に対し、自分はものすごくストレスを感じるけど他人はなんとも感じていないというふうに、人によって違いますね。
寝る時に隣家から話し声が聞こえると気になって寝付けない人は、そのことにストレスを感じています。
でも別の人は、話し声だろうがなんだろうが平気で、ストレスを感じません。
ストレスとは、自分の考え方・捉え方次第で変わるもので、自分自身が原因を作っているとも言えます。
ストレス原因になっているのがものであれば、まあなんとか工夫して解消することもできるでしょう。
でもややこしいのは人間関係でのストレスですね。
いろんな性格・考え方の人がいるわけなので、反りの合わない人なんていて当たり前。
当然毎日顔を合わせる職場にも反りの合わない人はいるでしょう。
そんな人達といっしょに仕事をしなくちゃいけないと考えただけでストレスがたまります。
キツイ上司や仕事をしない同僚、話を聞かない部下、接客業だとお客の中にも苦手なタイプはゴロゴロいます。
相手も思考を持っているので、あなたに都合のいいように行動してくれないのは当たり前。
もうこれ以上この職場にいると病気になってしまう!と言った追い詰められた状況だと、仕事を辞めるのもストレスをためないための一つの手です。
でも嫌だなと感じるたびに辞めていては、いい解決策とはいえません。
先述したようにストレスとは、ものの考え方や捉え方で感じ方が変わってきます。
自分自身の思考パターンを変えてみると言ったちょっとした工夫が、対人関係を改善したりストレスを減らす肝になってきます。
ストレスをためない対処方法は?
相手に期待しない
ストレスがたまる原因として、相手への期待というのがあります。
同僚や部下にこうやってほしい、こうあってほしいという願望・期待ですね。
それを裏切られる例として、以下のものが挙げられます。
- ダラダラ仕事をやって、自分の半分しか仕事をしない
- 忙しい時に何度も何度も確認に来る
- 自分は仕事に集中しているのにペチャクチャしゃべってばかりいる
- 手が空いててボーッとしてるのに手伝わない
- 返事はいいが、やってることが伴っていない
これらは自分を中心に考えているから感じる、自分の考えとは違う結果によるストレスといえます。
忙しいんだから手伝ってほしいとか、
こっちが真面目に一生懸命働いてるのに、気楽にペチャクチャしゃべっているとか、
やるべきこと、こっちの言っていることがまるでわかってないといった、
思うように順調に進まないことでイライラがつのるんですね。
このようなストレスは同僚や部下だけでなく、上司から受ける場合もあります。
こういうときはいっそのこと「この仕事は自分ひとりでやっている」と、割り切って考えましょう。
他の人間はいない、いても戦力外だとわかっていれば、そのぶんペース配分も最初に決めて仕事にかかれるというものです。
視点を変えてみる
ほぼ上司や先輩から受けるストレスに次のようなものが挙げられますね。
- キツいことを言われる・嫌味を言われる
- イライラした口調で話される・八つ当たりされる
- 上司の責任で残業させられる
- セクハラを受ける
- 無視される
- 理不尽な文句を言われる
などなど、誰しも思い当たるところがあると思います。
まあ、八つ当たりなどの気分任せの言動や、セクハラ・パワハラは相手(上司・先輩)の都合によるものですね。
上司や先輩にも何か嫌なことがあって、イライラした気分のままあなたに接することもあるでしょう。
つまりあなたが、彼らのストレス発散にあてられているということになります。
これじゃ逆にあなたがストレスをためることになります。
気分任せに話してこないよう言えるといいんですが、なかなかそうもいきません。
こういうときにはやはり、「彼らもストレスをためることがあるただの人間なんだ」とすっぱり割り切りましょう。
人はそれぞれ性格も違います。
この人はそういう人なんだ、口は悪いけど根は悪人じゃないんだと、自分と違う性格の人も受け入れてやるんです。
向こうには向こうの言い分もあるだろう…
さらに上司からの圧力もあって、自分たちより大変なんだろう…
とか、
もしかすると自分より精神的に弱いかもしれない。ここはひとつ寛大に受け止めてやろうじゃないか、というくらいの気持ちで接すると、以外にスッキリします。
気分任せな態度で人と接する上司は、他の同僚たちからもストレス原因と思われているはずです。
仲間内で情報を共有し合うというのもストレスを減らす手段です。
テレビドラマなどで、トイレで誰かの悪口をしゃべっているシーンがよくありますね。
悪口というと聞こえがよくないですが、仲間と愚痴ると言うのはストレス発散になります。
仕事帰りに飲みに行って、上司のや先輩の愚痴を言う。
みんな腹が立つから、理不尽だと思うけど面と向かっていえないから、愚痴として発散してるんですね。
中には割り切って考えることのできないものもあります。
パワハラやセクハラは、それが原因で自殺する人もいる社会問題でもあります。
こうしたことが起こるときは、職場内でそれなりの部署や役職にある人に相談しないといけません。
相談相手がいない・社内で解決の術がないとき。
こういうときこそ最終手段として、仕事を辞める決断が必要かもしれません。
自分を変えてみる
相手側の都合で嫌な思いをするという以外に、もしかしたら自分に原因がある可能性もあります。
例えば無視されるというのは非常に嫌なものですが、もしかしたらその原因は、あなたが何か重大なミスをしてしまったからかもしれません。
そしてもしかしたら、あなたの上司もあなたに対して「あいつはいつものんびりしゃべってばっかりだ」とか、「なんでいつも言われたことをきちんとできないんだ」とか思っているかもしれません。
そして同じように、あなたを視界に入れないことでストレスをためないようにしているのかもしれません。
あなたが相手に対して思うように、相手もあなたに対し同じように感じているかもしれないわけです。
何か自分に非があるのかなと思うときは、嫌な相手でも積極的に話しかけてみると、意外に分かり合えることがあります。
相手も、あまり他人にあれこれいいたくない性格でかたくなになっているということもあります。
中には挨拶がきちんとできないと受け入れない人だっています。
出社時や退社時、仕事上の会話の時にきっちり相手に伝わるよう挨拶や返事をして、最低限のコミュニケーションをはかります。
挨拶しても反応がない、きっちり仕事をしているのに相変わらず無視される。
そういったときは、相手の性格そのものに問題があるのかもしれません。
もはや「この人はこういう人なんだ」という次元の話ではなくなっています。
相手の人間性の問題として割り切り、必要最低限以外は関わらないのがストレスをためないための策と言えます。
人はこちらの思うように変わってはくれません。
自分がストレスをできるだけ感じないように、最小限にとどめたいと思うならば、
相手に期待せず
受け流し
自分の方を変えてみる
ということが必要になってくるわけです。
自分を取り巻く環境はなかなか変わりません。
そのため自分の性格を、その仕事をしているときだけ、その空間にいるときだけ少し変えてみましょう。
「ああ、よくあることだな」と、イライラの対象を、なんでもない日常風景にするのが自分自身を保護するための手段です。
あとがき
今回は硬い話になってしまいましたが、ホントにストレスの原因ってすぐ近くに転がっていますね。
むか〜しデザインの仕事をしていた頃に、上司が電話で間違った日本語を使ってたり、新規のお客に対して無礼な言葉遣いで話してたりするのを聞いてるだけでイライラしてストレスがたまったことがあります。
こればっかりは自分ではなく、その上司本人に変わってもらわないと改善しないストレス要因でした。
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