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風邪を早く治す方法・引き始めの対処法

 


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たかが風邪

されど風邪

放っておくとなかなか治らず、ぼーっとしてつらい日が続きます。

 

「今日は大事な仕事があるのに…」

「どうしても外せない用事が…」

なんて事もよくありますね。

 

 

「こういうときは風邪薬を飲んで、ちょっと楽になったらさあ、でかけよう!」

…と言うのはよくありません。

 

薬を飲んでちょっと楽になって、もうこれなら大丈夫。と思っていても、それは単に治ったような気がするだけなんです。

 

風邪に効く薬とは、症状を緩和するための薬で、熱を下げたり、頭痛や喉の痛みを和らげたりするもの。

最終的に風邪のウィルスや菌を撃退し完治させるのは薬ではなく、人間の免疫力、自然治癒の力です。

ここでは、引き始めの風邪を早く治したい時の方法について解説していきます。

 

 

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風邪を引いてしまったら

 

「風邪を引いてしまった」とか「ちょっとだるい、風邪かな?」なんて思ったら、薬を飲んでしまう前にこの方法も試してみてください。

 

 

引き始めにおさえる5つのポイント

 

その1:うがい


ウィルスや病原菌に接触しやすい手と、体内への侵入経路である口からウイルスを取り除くことが先決。

手や口内にウイルスが残ったままじゃ、治りも遅くなります。

うがいはこまめに行いましょう。

 

塩をひとつまみ入れたお湯でうがい。塩には殺菌作用があるので効果的です。

 

塩水を口に含むのは苦手という人は、緑茶でのうがいがおすすめ。緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用があります。

飲み込んでも大丈夫だし、口内や喉に付着したウイルスを胃に流し込めば、胃酸でウイルスは死滅してしまいます。

 

 

その2:体を暖める


悪寒がしなくても暖かい格好を心がけます。特に首周りや足元が冷えないように気をつけましょう。

血行を良くして体温を上げるのも効果的です。

 

風邪の引き始めで体の節々がだるい、関節がミシミシして肩がこるなんていう人は、軽い運動やストレッチをして体をほぐしましょう。

体温が上がると免疫力が高くなり風邪のウイルスへの抵抗力もついてきます。

 

風邪が悪化しておらず、熱が出てもさほど高くない(37.5℃程度)ようであれば、軽い入浴も効果的。

ただし、熱めのお湯や長風呂は体力を消耗し、逆に悪化させることにつながるので注意が必要です。

 

 

その3:部屋の温度と湿度の調整をする


室温は22〜25℃位が目安。

でも、部屋が暖かくなると空気が乾燥し、ウイルスの活動が活発になる上に口内・喉の潤いも失われます。

 

湿度は60〜80%位に保ちましょう

濡れタオルを吊るしたり、洗面器に水を張ったりして室内の環境を万全にします。

 

 

その4:水分補給


人間は自らの体温を上げる事でウイルスを死滅させます。熱が出るのはそのためですね。

 

熱が出て体温が上がってくると大量の汗をかき、体内の水分が失われることになります。

脱水症状を起こさないようこまめに水分補給することが重要です。

 

でも、ただの水だとお腹にたまり、逆に体を冷やすことになります。

スポーツドリンクのような吸収性の高いものがおすすめですよ。

 

 

その5:とにかく休む


安静にする・十分な睡眠をとるのが要です。

 

風邪のようなウイルスにやられてしまうのは、免疫力が低下しているのが原因ですが、

深い睡眠は免疫力を高め、病気になりにくい体質にしてくれます。

 

ウイルスを撃退する白血球やリンパ球は、十分な睡眠をとることで増えていきます

つまり睡眠が風邪の撃退に有効というわけなのです。

 

いくら安静にと言っても、横になってスマホやゲーム機をいじったりしていると意味がありません。

きちんと睡眠をとること、コレが大事です。

 

 

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風邪を早く治すために

 

風邪を早く治すキモとなるのは、免疫力を高め、ウイルスや病原菌に対しての抵抗力を強化することです。

睡眠に加え、栄養価の高いものを摂取することも付け加えておきます。

 

 

ビタミンCの摂取


これは誰もが知っているものと思いますが、代表としてみかんやレモンが挙げられますね。

ビタミンCは、体内に侵入してきた菌を撃退する白血球を活性化させる働きがあります。

 

睡眠に加え、ビタミンCの摂取は引き始めの風邪にかなり有効といえるでしょう。

 

私も以前、37.5℃以上の熱で「これはヤバイかな」と思ったとき、みかんを4つ5つ食べて、夕方5時位から暖かくして寝てしまいました。

夜9時頃目が覚めたんですが、その時には熱も下がり、すっきりしていました。

 

 

風邪の時にはリンゴ


これも定番ですが、リンゴにはビタミンCはあまり含まれてはいません。

では何がいいのか?

 

リンゴは血液中のビタミンCを増幅させる働きがあるんです。

 

と言っても、ビタミンC自体は体で作られるものではないので、みかんやキウイなどの、元々含有量の多いものといっしょに食べると、更にそのビタミンCを増やすといった効果があるわけです。

その上りんごの皮に含まれるポリフェノールは、免疫力を高める効果があります。

 

昔から風邪の際の定番メニューですが、実はこんな理由があったんですね。

 

 

ちょっと食欲もないなという時には梅干しとお粥がいい


梅干しに含まれるクエン酸には殺菌作用があり、おかゆは胃腸にも優しい食べ物です。

とき卵を混ぜると更に美味しくなりますね。

 

お粥はレトルトでも売っているので、買い置きをしておくのもいいかもしれません。

 

大量に汗をかいたら

水分補給も大事ですが、それだけでは不十分です。

汗をかいたまま放っておいたり、衣服も濡れたままだと体を冷やす原因になります。

汗は拭き取り、濡れた衣服は着替えましょう。

 

熱が出る前兆

人間の体は侵入してきた外敵(ウイルス・病原菌)を熱によって死滅させようとします。

 

風邪の前兆として体が震えるのは、発電機のようにブルブル筋肉を動かして熱を作り出そうとしているからなんです。

つまり、体が震えるというのはウィルスなり病原菌が入り込んでいるからと考えられます。

寒気を感じた時はウイルスが何らかの活動を始めているということなので、早めの対策をしましょう。

 

熱が高くなってきたら

ウイルスを撃退するために熱が高くなってきたら、クーリングも必要です。

 

額を冷やすのは、本人が気持ちいいという以外、あまり熱を下げる効果はありません。

冷やすのは後頭部(首の後)や動脈の通っている所。腋の下や足の付け根などです。

一度にすべてを冷やさず、38℃くらいまで熱が上がったら腋の下と足の付根にも増やす、と言った風に状況に応じて増やしていきましょう。

 

腋の下や足の付根には、靴下の中にケーキを買った時なんかについてくるパックの氷を入れて挟むといいですよ。

 

まとめ

 

風を引いたと感じる・明らかにぼーっとして体がだるい・熱が出てきたという時は、

暖かい格好をして体を冷やさず、水分と栄養をしっかりとって、温度と湿度を高めた部屋でゆっくりしっかり寝ることです。

 

薬を飲んでちょっと元気になったからさあ仕事!なんて言ってると風邪が長引く一方で、いつまでたっても良くなりません。

 

体がミシミシして咳も出て辛いなという場合は、薬で症状を緩和したら、とにかく栄養補給と睡眠を十分にとって自然治癒の力に任せましょう。

 

引いたかなと感じたら、早期対応が肝心です。

 

風邪の引き始めには薬を飲まなくても十分な睡眠と栄養補給で治すことができます。

逆に引き始めのうちに薬に頼ってしまうと、本来ウイルスに対して使われる機能が抑制され、逆効果になることだってあるのです。

 

薬やお医者さんに頼らずに風邪を早く治したいなら、是非試してみてくださいね。

 

熱がなかなか下がらないという時は、お医者さんに相談しましょう。もしかしたら風邪以外の病気にかかっているかもしれません。

 

 

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管理人:かいり 

介護福祉士の資格を持つ管理人、

健康すっきり生活館の館長・かいりです。

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