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ハッカ油と扇風機で夜寝るときの対策!エアコンなしの夏
夏場の暑い夜にはいつも、汗を抑えてひんやりスッキリするシャワー剤を使っています。
寝る前にこれを使うと、からだがスースーして、少々気温の高い部屋でもそこそこ爽快感が得られます。
これで扇風機を使ったり、風の通る夜なら問題なく入眠できます。
ところが!
連日の猛暑のせいか、シャワー剤が入手困難になり、何か代わりのもので対策しないといけなくなりました。
そこで使ってみたのがハッカ油です。
シャワー剤もハッカ油と同じメントールを使用しているので、まあ同じ効果が得られるハズ。
そんなわけで今回は、ハッカ油でエアコン無しでも寝苦しくなく過ごせるのかについて検証してみました。
ハッカ油と扇風機で涼を得る
ハッカ油には体感温度を下げる効果があります。
汗と同じように、蒸発するときに体表面の温度を奪ってくれますが、それ以上にスースーした涼しさが得られます。
これは、ハッカ油の主成分であるメントールの刺激で、脳が冷たい・寒いと錯覚するため、実際に体温はさほど下がらないけれど涼しいと感じるわけです。
ここに扇風機の風を当てることでさらに涼しく感じることができます。
使用する量が多いと、場合によってはむしろ寒いと思えるほどになることもありますが、適量使えばエアコン無しの部屋でも結構快適に入眠できます。
試したのは、寝る前の対策としてハッカ油をからだ全体になじませ、スースー感を得たあと扇風機の風でさらに清涼感を得ようというものです。
まずはシャワー剤の代わりに使えるかということで、同じようにお風呂でからだを十分濡らしたあとに全身に塗ってみました。
うちで使ってるシャワー剤はこちらです。
寝るとき(寝る前)の対策
シャワーとの併用
エアコンのない部屋の中だと、寝るまでの間に汗でからだがベトベトしてしまっていることもままありますね。
それだけでも不快です。
なので寝る前に今一度シャワーを浴びるわけです。
私の場合はもちろん水のシャワーですが、これはお湯のシャワーでも構いません。
要は汗を流して、ハッカ油を混ぜたボディーソープがからだに馴染みやすいようにすればいいんです。
ただ、眠れないほど暑いというときには、からだの火照りをさますのに水のシャワーのほうがいいこともあります。
やり方
シャワー剤の場合は直接からだに塗ったあと洗い流しますが、ハッカ油の場合もまあまあ要領は同じです。
まずシャワーをよく浴びて汗を洗い流し、からだを十分湿らせます。
体表面にまんべんなく塗れるよう、ボディソープと混ぜます。
タオルの上に出したボディソープに直接ハッカ油を混ぜ、よくなじませてから、それでからだを洗います。
ハッカ油入りソープを塗りたくるわけですね。
目安ですが、私はボディソープワンプッシュに対してハッカ油は5滴ほど混ぜました。
これではきつすぎる・ヒリヒリすると感じる人もいれば、ちょっと物足りないなあと思う人もいてそれぞれなので、少量ずつ入れて試してみるのがいいかもしれません。
あくまでもお好みですね。
ちなみにハッカ油を混ぜたボディソープは、通常ほど泡立ちません。
ただ、ボディソープだとお湯や水に混ぜたものよりは流れにくいので、からだを洗うためではなく、ハッカ油を塗るためのものと割り切って使います。
泡立でネットを使うと幾分泡立ちます。
これを手ですくってからだに塗ってもいいですよ。
全身に塗りたくって1分ほどすれば、からだがスースーしてきます。
とくに腋の下や首、ソケイ部といった、病気で熱が出たとき冷やすといい部位がスースーして気持ちいいです。
水のシャワーでよく洗い流すと、全身スーッとして、からだを拭いたあとも汗が出ません!
まさにスカッと爽快でした!
ハッカ油のミスト(スプレー)
シャワーから出て寝室の扇風機に当たると、全身ひんやりして気持ちが良くなるはずです。
あっぷあっぷした息苦しさも感じないんじゃないでしょうか。
ここでもう一つ、ハッカ油のスプレーを自分に吹きかけます。
今度は洗い流すのではなく、希薄したハッカ油のスプレーを直接吹きかけるので、スプレーした箇所の熱も若干うばわれて清涼感が増します。
注意点
寝室の窓は開けておく
窓が閉まったままだと、扇風機は周りの空気をかき混ぜるだけなので、熱のこもった空気が循環するだけです。
窓が開いていれば、風のある夜は扇風機がなくても涼しさを感じられます。
あくまでも体感温度が下がるだけ
ハッカ油が蒸発する際、多少は体表面の熱を奪ってくれますが、体内からにじみ出る汗ほどではありません。
あっぷあっぷした感じや息苦しさ、からだにまとわりつく不快感はなくなるけれど、体温自体はほぼ下がりません。
寝る前には十分な水分補給が必要
体感温度が下がるので涼しいと思い油断していると、熱中症のリスクが上がります。
熱中症は、からだに熱がこもって、脱水やめまい、吐き気などの様々な障害が現れ、無防備な入眠中のほうが危険な場合もあるんです。
体感温度に惑わされず、寝る前には水分補給を忘れないよう注意しましょう。
顔には塗らない
シャンプーに入れるのはいいですが、ハッカ油を塗るのは顔以外、首から下のみにとどめておきましょう。
ハッカ油って意外に使えるね。
シャワー剤が手に入らないときはどうしようかと思ったけど。
あたしはボディソープワンプッシュに3滴くらいがちょうどよかったかな。
私は寝る前には5滴ですが、筋トレ後の熱を持ったからだには6滴くらいがちょうどいいですね。
うわあぁ、あたしだったらヒリヒリしてのたうち回っちゃうよ。
キャップ1杯入れただけのお風呂に浸かると、毛布かぶるほど凍えちゃうみたいだしね。
脳がだまされるだけで実際には凍えないんですがね。
あくまでも清涼感を得るためのものだから、やりすぎはいけません。
扇風機や自然の風をプラスして、暑さを乗り切りましょう。
それにハッカ油のスプレーだね。
はい。
でもくれぐれも顔にかけないように注意しましょう。
顔がヒリヒリしたら、痛くてそれこそ眠れません。
タオルやティッシュペーパーに原液を染み込ませて、その匂いをかいでると、気分が落ち着いてよく眠れると思いますよ。
あとがき
この実験をしたのはシャワー剤が入手困難になったからなわけですが、以前はボディソープの入ったボトル(500ml)に30滴ほど入れていました。
ちょっとスーッとする程度でしたが、ワンプッシュに対して5滴ともなると、さすがに違いますね。
爽快です。
ただし、シャワー剤に比べての欠点もあり、それはハッカの匂いが少々きついことです。
逆に言うと、虫も嫌う匂いということで、ハッカ油は虫よけとしても使えます。
汗とその臭いも抑え、腋や足の臭いも抑えてくれるので、臭いを気にする人には涼を取る以外にもおすすめです。
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