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嫌なことをさっさと忘れるにはどうする?頭の中から追い出す方法
誰もがいつまでも憶えてなんかいたくない、そうそうに忘れてしまいたい嫌なことってありますよね。
いや、人によっては初めからなかったコトにしてしまいたいことだってあるはず。
人生の記録から削除したいことってありますよね。
実際のところ、それは単に、自分が忘れてしまえばいいだけのことなんです。
でもなかなかそれってできないからみんな余計なところで悩んだりします。
嫌なことってよく覚えてるよね
なにか嫌なことがあったとき、人によって気にする度合いは様々ですね。
そして嫌なことというのもいろいろあります。
- 仕事でミスをした・叱責された
- 事故を起こした
- 試験に落ちた
- 失恋した
- 誰かとケンカした
- 侮辱された・バカにされた
- 大切なものを無くした・壊してしまった
- お金を落とした・大損した
など
仕事でミスをした・試験に落ちた・事故を起こしたなどの、いわゆる失敗に関する嫌な記憶は、真面目な人ほど思い悩み、いつまでも忘れられません。
嫌なことがあったとき、考えこんだり悩んだりするのは「あの時こうしておけばよかった」と、状況や自分の判断を分析するから。
いい人は思い悩み、完全主義者はもっとよく出来たはずだと考えこみます。
確かに、失敗なら何が悪かったのか分析して、同じ間違いをしないように心得るのはいいことです。
でも、中には「なんであの時こうしなかったんだろう」と、分析を通り越して後悔ばかりする人がいます。
人は嫌なことほどよく覚えています。
記憶に残りやすいんですね。実はそれも一時だけなんですが、嫌なことが起こった時から数時間・数日は鮮明に記憶に残ります。
それは、嫌なことというのが自分にとって普通ではないこと・あってはならないことだから、脳への刺激も強く、記憶に残りやすいというわけです。
忘れたい!嫌な記憶を消す方法ってある?
嫌なことというのも様々。
それによって対処の仕方も変わってきます。
嫌な記憶だからって、消すことはちょっとムリ。
忘れることしかできませんが、とりあえず早く忘れ去ってしまいたい!
以下、結構嫌なことをいつまでも思い悩んでいた私が、忘れるためにしてきた幾つかの方法です。
気分を紛らわす
まず、嫌な思い出すべてに共通して言える対処法としては、何かに集中して気を紛らわすといったところです。
ドラマでもよくある「悲しいことがあったが、仕事が忙しくて落ち込んでる暇がなかった」というやつですね。
仕事にしろ趣味にしろ、何かに打ち込むことで、気持ちがそれに集中したときには嫌なことも忘れているはず。
その調子でどんどん嫌な思い出を記憶の隅に追いやっていくんです。
そして楽しいことで記憶を上書きすること。徐々に脳がその方法に慣れて、記憶に残っていた嫌な思い出が早いうちに薄らいでいきます。
シャットアウトする
遭遇した嫌な出来事について、一切考えないようにします。
試験に落ちた・仕事でミスをした・大切なものを壊したなどは、追試・名誉挽回・修理などで対処できますが、気分的なものに関しては過ぎたものは悩んでもしょうがないと開き直りましょう。
あとはいっさい振り返ることなく、先に進むことだけに集中します。
私は以前に不動産業者から言われのない逆切れをされて、非常に不愉快な思いをしたことがあります。
その業者とは手を切っていっさい関わらないようにし、あとは、そのときの会話などやりとりも思い返すことなく、何も考えずに記憶をシャットアウトしました。
考えずにおこうと思うと意外にできるもんです。
視点を変えてみる
人生の中で、こんなのはよくあることだ、自分はまだいいほうだと考えてみることです。
大切なものが壊れてしまった、大切なものをなくしてしまった。でも、世の中にはもっとつらい思いをしている人もいる、それに比べれば、自分はまだ恵まれている方だと考えてみるんです。
大金を無くした・大損したという場合でも、「お金の問題だったら生きてさえいれば取り戻せる」と考えましょう。
世の中には何千・何万人もこんな経験をしている人がいる、自分はまだましだと考えることで、心にゆとりが出て、さほど気にならなくなります。
いい人をやめる
責任感の強い人、完璧主義、まじめな人など、いわゆるいい人ほど何かあったときに悩み、落ち込みます。
失敗や罪悪感、自分の力が及ばなかったことなどがいつまでも頭の中に残って、夜も眠れない人もいるでしょう。私もそのタイプです。
私が仕事でミスをしたとき、上司が、「人命に関わることじゃないんだから、そんな気にするようなことではない。ゴメンですむことはゴメンでいい」と言ってくれた時から考えがかわりました。
いい加減になるというのとは違いますが、あまり深刻に考えず、「なんとかなるさ」的な考えでもっと気楽になるのも、よりよい生き方のひとつです。
ミスが原因で叱責されたら確かに嫌なものですが、一度怒られ「申し訳ありません」ですんだのなら、もうそれで終わりです。
次、同じことを繰り返さないようにするだけ。いつまでも失敗の記憶を残しておくのはやめ、気持ちを切り替えましょう。
ストレスは発散する
ケンカをした、侮辱された、外で嫌なことがあったなどは、それぞれ解決策・打開策はあるはず。
その上で気分がモヤモヤしていつまでも頭から離れないときは、気分転換が一番です。
私は腹のたつことがあった場合、ジムで発散です。
嫌なことを思い浮かべながらだと、普段重いと感じるバーベルが、不思議と楽に持ち上がります。あまり健康上良くないかもしれませんが…。
スポーツクラブに通っている人なら、声を出したりおもいきり汗をかいてストレスを発散しましょう。
「やった感」があると、気になっていたことも「何だそんな小さいこと」と思えるようになりますよ。
書き出してみる
自分にふりかかった嫌なことを文章にしてみましょう。
頭の中で思い悩んでいるより、明確に文字に書き出すと、冷静に・客観的に見ることができます。
いつどんなときにどんなことが起こったか、書き出して読んでみます。
失敗ごとなら「こういうミスはもうしないようにしよう」と反省。
腹立たしいことなら「あ〜ムカつく」と、何かで発散。
そしてそのあとは、ノートに書き写したんだから、頭の中からはすっきり消し去ってしまいます。
一度文章に書き起こすと、意外に冷静になって、その後は早く忘れられるはずです。
一度大いに悩む
本当に悲しくつらいことがあったときは、ちゃんと時間を割いて大いに悩んでみるのも心のモヤモヤを吐き出すのにいいかもしれません。
あったことを一から順に整理して、自分にとって何がマイナスなのか?これからどうすればいいかを考えましょう。書き出してみるともっと整理できますよ。
そして、泣きたくなったらおもいきり泣いてみましょう。
声に出すことで意外にすっきりすることもあります。
そして悩んだら、あとはすきり忘れ去ってしまいます。
いつまでも考えてたってしょうがない!
心の整理がついたら次行こう!
と、常にプラス思考でいると、嫌なことも簡単に忘れ去ることができます。
人間の脳はそもそも忘れるようにできています。
新しいことを覚えると古い記憶は薄れていきます。
楽しい記憶をたくさん増やし嫌な思い出は早々に追い出すことが、精神的ストレス軽減のために重要です。
あとがき
嫌なことには原因があり、そこには人が関わっていることもあります。
ケンカをしたり侮辱されたり、中には誰か別の人と間違えて大恥をかくような体験が嫌な思い出として記憶にこびりつくこともありますね。
でもそんなこと、直接関係した人や見聞きした人たちは案外気にもしていません。
すっかり忘れちゃってることだってままあります。
そう、時間とともに忘れちゃうんです、人の記憶なんてものは。
自分だけが気にしてるのも、なんだか損したみたいですね。
長い人生の中のほんの一瞬の出来事。そうしょっちゅう起きることでもありません。
ちょっとやそっとの嫌な思い、消し去りたい記憶なんて、いち・に・さん・ポカン!で、ハイ忘れちゃったという方が、考え方を変えた私のように人生楽しく生きられますよ!
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