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花粉症の症状でのどが痛くなることってあるの?
花粉症の4大症状と言うと、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ。
でも、花粉症で咳が出たり喉が痛くなったりすることもあるんです。
鼻水やくしゃみが続いてのども痛くなってきたから、ひょっとして風邪かな?と思っても、実は花粉症だったなんていうこと、十分ありえます。
花粉症によるのどの痛みは、症状が悪化したり、長引いたりすると現れることが多いです。
私もひどい花粉症で鼻水が止まらなくなった時、いつのまにやらのどと鼻の奥の辺りが痛みだし、くしゃみではなく咳が出ることもありました。
ひどくなると夜も眠れなくなるのどの痛み。
今回は花粉症によるのどの痛みについて解説していきます。
どうして痛くなる? のどの痛みの原因
私の場合も、花粉症がひどくなってきた時にのどの痛みが出てきたんですが、症状がひどく鼻がつまって鼻で呼吸できない=口呼吸の多用でのどの奥が乾燥する、というのが原因のひとつと考えられます。
乾燥によってのどが炎症をおこし、結果痛みを生じるというわけです。
溢れ出る鼻水をおさえようとすると、逆にのどの奥に流れていくこともあります。
鼻も詰まって頭がぼーっとなるほど症状が重い時、溢れ出る鼻水は外に出るだけではなく内側にも溢れだし、のどの奥に向かって流れていきます。
花粉の混じった鼻水がのどの粘膜に付着してのどを刺激し、結果炎症に繋がるという場合もあるわけです。
鼻にティッシュを詰めて横になっていると、鼻水がのどへ向かって流れることもよくありますね。
流れ込んでくる鼻水やつばを飲み込んでも痛みが増して、眠れない人もいるかもしれません。
のどにはウイルスや病原菌を体内に入れないよう外へかき出す線毛というひだがあります。のどの粘膜が乾燥すると、それに覆われている繊毛の機能も低下し、容易に病原菌を付着させてしまうことになります。
口呼吸による乾燥、冷たい外気や花粉による刺激、さらにそこへ病原菌の付着という、いろんなパターンが起因してのどの痛みが起こります。
対処法
のどの炎症を抑えるには、乾燥させないようにするのが重要です。
つまりのどに潤いを与えること。
原因が乾燥によるものなら、のどに潤いを与え粘膜でしっかり保護してやれば、炎症は抑えられます。
のどに付着した花粉はうがいをして洗い流します。
口呼吸による乾燥はマスクで対処しましょう。
マスクをすることで口内に湿気を保ったり、冷たい外気が直接のどに通るのを軽減したりできます。
痛みの解消には
のどの痛みには、ハチミツや大根汁が効くとされています。
殺菌作用もあり、のどの粘膜を保護するハチミツと、のどの炎症を抑える大根の組み合わせは昔からの民間療法として知られています。
ハチミツの入ったビンに適当な大きさに切った大根を入れて1日ねかせ、その大根エキスが溶け込んだハチミツを舐めるとのどに効くというわけです。
大根は浸けこむものでなく、すりおろしたあとに出た汁を使ってもいいですよ。
大根の代わりにレモン汁を混ぜてものどに良いですし、おいしいですね。
材料はスーパーやコンビニでも入手でき、簡単に作れます。
まとめ
のどの痛みや咳込みは、粘膜が刺激されたり炎症することによって起こります。
その原因となるのが乾燥や花粉の混じった鼻水の逆流、冷たい外気による刺激などです。
のどを乾燥させないためにはマスクをして保湿性を高め、のどの痛みにはハチミツや大根のエキスを混ぜたものを飲む・舐めるなどしましょう。
美容にもいいとされるマヌカハニーというハチミツが、一口舐めると数時間でのどに痛みが引いていくと人気です。
小さいものでも4,000円ほどする高価なものですが、治療薬として使っている医療機関もあるほどで、のどの痛みがひどくて眠れない人や、のどを使う仕事の人は試してみてはいかがでしょう。
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