健康生活

健康すっきり生活館

精神的・身体的・社会的にもすっきり爽快!

血流や神経のせい?手足がしびれる原因

 


手や足に出ることが多いしびれ。

 

しびれというのは神経の機能障害で、感じ方も正座をしたときのようなピリピリ・ジーンとしたものだけではありません。

 

ほかにもビリビリ・ジンジン痛むようなしびれや、触れても気づかない、感覚が鈍ったようなしびれと様々ですね。

 

しびれには血管障害によるものと神経の圧迫によるものがあります。

 

原因はいろいろ考えられますが、放っておいても心配のないしびれや、放置すると危険なものもあります。

 

 

 

スポンサードリンク

 

 

血流障害によるしびれ

 

正座や長時間横になって寝ていると腕や足がしびれると言うのはよくありますね。

これらはやめることで血流が回復するので、まったく問題はありません。

 

問題になるのは、血管内に血栓ができ、血がうまく通わなくなってしびれが起こること。

病気によってもたらされるしびれです。

 

 

閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)


動脈硬化がもとで、血管が狭くなったり詰まったりしてしびれが起こるものです。

 

動脈硬化は老化や不摂生などに起因し、脳梗塞や心筋梗塞につながることもあります。

 

 

激しい運動などで筋肉痛になったり、筋肉が凝り固まったりしてもしびれが起きることがあります。

正座などと同じく放っておいても心配のないしびれですが、運動したわけでもない、外部から神経を圧迫しているわけでもないのにしびれが出たら要注意です。

 

 

スポンサードリンク

 

 

神経の圧迫によるしびれ

 

このしびれの多くは椎間板ヘルニア骨の変形によるものです。

骨と骨の間にある椎間板がはみ出して神経を圧迫する、骨そのものが変形して神経を圧迫刺激すると言ったことでしびれが起こります。

 

椎間板ヘルニアは起こる場所によって、しびれが手や腕に出たり足に出たり、広範囲に渡ることもあります。

 

 

頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ)


首の骨にある椎間板が突出して神経を圧迫するものです。

 

過度の運動や、姿勢が悪く首への負担が大きい人が頚椎の椎間板ヘルニアになることがあります。

 

首を反らせるような動きをすると、首や手にしびれが強くでる傾向があります。

 

 

変形性頚椎症(へんけいせいけいついしょう)


首の骨の間にある椎間板が弾力を失うことで、まわりの骨が変形し、神経を圧迫します。

 

首まわりや肩が凝ったような違和感があったり、進行すると腕がしびれてくることもあります。

 

 

脊柱菅狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)


主に加齢によって背骨の周りの組織(骨そのものや靭帯、椎間板など)が太くなるせいで、背骨の神経を取り囲む脊柱管が圧迫されるものです。

 

じっとしているとなんともないのに、立ち上がったり歩いたりすると太ももやひざ下などにしびれが起こります。

 

ひざに痛みも出るので長時間歩くことができませんが、しばらく休むとしびれも痛みも治まるというのが特徴です。

 

 

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)


手のひらの神経が圧迫されて起こるしびれです。

 

人差し指、中指のしびれから始まり、やがてくすり指や親指にもしびれが出はじめます。

 

ひどいときには人差指と親指で輪っかを作るOKサインができないほどになります。

 

 

介護リーダー・さえこ
介護職員って腰を悪くする人が多いけど、癖になったように腰の左右どっち側かがしびれたり、ひどいと痛みが出るようになったりしますね。

 

管理人・かいり

実は私も腰の左側がしびれたり、痛みがひどかったことがあります。

腰の左側を始めとして、お尻から太ももにまでしびれが起こったこともありますよ。

 

それって、椎間板ヘルニアかなんかだったんですか?

 

 

ひょっとしたら…ですね。

うちのドクターに話したら、日常生活に支障がないならしばらく様子見だねとのことだったんで。

 

お尻から足の先までの広い範囲でしびれるときは、腰に原因があることが多く、痛みを伴うこともあります。

腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊柱管狭窄症などが起因するしびれです。

 

ヘルニアの場合、痛みがひどいと手術もありえますが、しばらくは様子を見て注射や薬での保存療法となります。

 

 

腰痛は、筋肉を鍛えることで軽減されますからね。

私はしびれこそあったものの、日常生活に支障もなく、ジムにも通っていたので、しばらく背筋や腰回りのインナーマッスルを鍛えました。

 

 

今はどうなんです?

 

 

不思議なもんでね、痛くてしびれのあった腰から下にかけてが、ウソのようになんともなくなったんですよ。

 

でもそこのトレーニングをサボってると、そのうちまたじわじわしびれだすんですね。

やっぱり続けてトレーニングするのは大事だなって改めて思いましたよ。

 

 

それと、満遍なくね!

ついついおんなじ部位ばっかり鍛えちゃいますからね〜。

 

 

そうですね。

私もついついアウターの筋トレばっかりやってしまいがちなんで…

 

 

介護職員・みさと

わー。

また筋トレバカたちが楽しそうに話してるよ…

 

 

スポンサードリンク

 

 

まとめ

 

しびれは血流障害によるものと、直接神経を圧迫することが原因になっているものとがあります。

 

首の骨の変形や頸部椎間板ヘルニアなど、首が原因になっているものは、首や肩、腕、手などのしびれの原因に。

 

お尻から足先までの下肢に、広い範囲でしびれが起こるのは腰が原因であることが多く、脊柱菅狭窄症が挙げられます。

 

動脈硬化が元で起こる閉塞性動脈硬化症は、脳梗塞や心筋梗塞を併発するので要注意です。

 

 


 

こんな記事も読まれています

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

トラックバックURL: 
管理人:かいり 

介護福祉士の資格を持つ管理人、

健康すっきり生活館の館長・かいりです。

仕事で経験したこと、学んだことをメインに実のある情報をお届けしていきます。

〈健康すっきり生活館とは〉 〈自己紹介〉

カテゴリー
最近の投稿
人気記事
アーカイブ