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老化の原因と防止策・からだの乾燥が老けるもと!?

 


5ec2d8bf1a61bfae902e00af3e11caed_s誰しも老けるのはイヤだと思っているはず。

 

女性はとくにそうでしょうが、男性でも顔にシワが入ったりからだの動きが硬くなっていくなんてゴメンです。

 

老けやシワの原因はからだの乾燥というと、理屈はなんとなくわかります。

からだから水分が抜けると干からびるのが簡単にイメージできますからね。

 

老化防止には外部からの保湿ではなく内側からの保湿、つまり水分の補給が大事。

 

でもただ水分を摂るだけでは、保湿どころか全く逆効果。

病気になってしまうこともあるので気をつけないといけません。

 

 

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老化の原因はからだの乾燥

 

人間のからだの60%は水分です。

 

これは一般的に成人に言えることで、子供の頃はもっと多く、年をとるに連れて少なくなっていきます。

高齢者だと55%に減少するようです。

 

骨や筋肉の中の水分量が減っていき、からだが硬くなったりシワが増えたりするんですね。

 

 

水分量の減少は、見た目もからだの動きも衰えさせていくということです。

 

でも、からだにうるおいを与えようと水分を大量に摂ったところで、吸収されなければ意味はありません。

 

それどころか、吸収されなければからだにとって害になるんです。

 

ここで言う吸収とは、内蔵ではなく細胞の中に水分を取り込むことです。

 

口から入った水分は胃や腸を介して血液中に取り込まれ、やがてからだ中の細胞内に送り込まれていきます。

 

細胞に取り込まれた水分は、肌にうるおいを与えたり、からだを活性化させたりと、いい働きをしてくれます。

 

でも細胞に吸収されない水分は、むくみであったり高血圧であったり、下痢などの原因になってしまいます。

 

ではどうして細胞に吸収されない水分というのが存在するんでしょうか。

 

 

大量に摂りすぎて、もう入り切らなくなってるから?

 

いいえ違います。

 

 

吸収されないというのは、本来吸収するはずの機能がうまく働かなくなっているということなんです。

 

 

血液は栄養や酸素をからだ中に運びます。

胃や腸から取り込まれた水分も血管を通ってからだ中に行き渡り、各細胞内へと送り込まれます。

 

 

そこに関わってくるのがです。

 

 

からだに必要不可欠な水分と熱によって臓器や細胞の力がうまく働きます。

 

でも内臓が冷えると体温も下がり、その臓器の周辺の温度も下がります。

 

そして体温が下がったり胃腸が冷えたりすると、胃腸から血管への水分の吸収がうまく行われなくなったり、細胞内への吸収も行われずに血管内や細胞以外の場所に水分がたまることになるんです。

 

こうなってしまうと、いくら水分を摂っても一向に乾燥は改善されず、からだはうるおうことがありません。

 

 

細胞に水分を行き渡らせ、乾燥をふせぐのに重要なのは、熱・体温というわけです。

 

 

ところが近年、低体温症の人が多くなったり平均的な体温が下がりつつあるようです。

 

原因は、夏場に冷たい物ばかりを飲み食いしすぎているからとか、どこでも寒いくらいエアコンをきかせているとか、熱を作る筋肉量の低下などが挙げられます。

 

 

水分を細胞内に吸収しやすくするには体温を上げればいい。

つまりこれらのような体温が下がる原因をつぶしてやればいいわけですね。

 

 

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低体温の原因と改善策

 

からだを乾燥させないためには水分補給と、それを細胞に吸収させるための熱(36.5℃くらいの体温)が必要です。

 

体内で熱を作る・体温が低くならないようにするといったことに注意します。

 

 

からだが冷える・体温が低くなっている原因
運動不足・筋肉量の低下

最近、あまり動かない・運動しない人が多くなってるように言われます。

運動不足で筋肉量が少ないと、体温も高くなりません。

 

筋肉は体温の40%以上を作り出します。

なので筋肉量が少ないと、産熱量も落ちるというわけです。

 

改善策

適度に運動しましょう。

筋トレしてガンガン筋肉量を増やせというわけではありません。

 

ウォーキングやジョギング、軽いスポーツなどをして、からだが温まることで水分を吸収しやすくすればいいんです。

 

筋肉量が多いに越したことはありませんが、増やすのではなく、使うことで熱を作り出すわけです。

 

正しい歩き方でウォーキング始めてみよう!

 

からだが暖まると血流も良くなります。

水分も栄養も血液を介して全身すみずみにまで行き渡るので、若さを保つには血流をよくしたほうが断然いいと言えます。

 

運動すると汗をかくのでそれなりの水分補給が必要です。

細胞にうるおいをというのも大事ですが、脱水症にも十分注意しましょう。

 

 

冷たいものの摂り過ぎ

とくに夏場には、氷を入れた冷たい飲み物や、からだを冷やす食材の料理を食べてばかりということもあるでしょう。

 

でもそれは、内臓の冷えの原因でもあります。

 

下痢が起こるまでになると要注意です。

 

改善策

からだの冷えない食べ物や飲み物を摂取するよう心がけましょう。

夏場でも氷の入った飲み物は控えたり、冷蔵庫で冷やしたものをがぶ飲みするのは避けます。

 

内臓が冷えてるかなと思ったら、しばらく注意してみましょう。

コーヒーや緑茶はからだを冷やすのでしばらくひかえましょう。

 

紅茶は暖める効果があります。

生姜湯なんかもいいですね。

 

食べ物では人参やじゃがいも、レンコン、ごぼうなどの根菜がからだを暖める効果があります。

その他チーズや納豆、玄米などもいいですよ!

 

 

シャワーのみで湯船に浸からない

最近はお風呂というとシャワーだけで済ませる人が多いとか。

夏場はまだしも、冬場だと逆にからだが冷えることになるかもしれません。

 

改善策

湯船に浸かりましょう。

 

39〜40℃くらいの、あまり熱すぎない温度で20分~30分ほど浸かるようにしましょう。

肩まで浸からず、主に下半身を温めるのが効果的。

 

お風呂には、汚れを落とす以外にからだを温め血流を良くする・副交感神経を優位にしてリラックスさせるといった効果があります。

 

お風呂上がりの水分補給も十分にからだが温まったことでスムーズに細胞に吸収されます。

 

手浴や足浴も効果アリ

sokuyoku洗面器やバケツなどに43℃くらいの少し熱めのお湯をはり、15分ほど手足を浸け温めます。

手首・足首まで浸けるのがポイント。

 

末端部分を温めることで、血行も良くなり、全身がポカポカしてきますよ。

 

 

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あとがき

 

老ける原因はからだの乾燥によるもの。

からだの乾燥は低体温や冷えが影響しているというように、大元は意外なところにあったわけですね。

 

うるおいを与えようと、冷たい飲み物をガブガブ飲んでも体調を崩すだけで乾燥予防にはならないとは、水分摂取はやり方によっては有益でもあり有害でもあるわけです。

 

今回の事柄を非常に簡潔にまとめると

 

乾燥を予防して若さを保つには、水分と体熱が必要

 

ということになります。

 

 


 

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管理人:かいり 

介護福祉士の資格を持つ管理人、

健康すっきり生活館の館長・かいりです。

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