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五月病って適応障害のこと?その症状と原因・対処法

 


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やる気がでない。
最近なんだか虚無感が強くなった。

 

本来するべきことを避けて、逃げるようにいつまでも手を着けず、そのうち見るのも嫌になり、そのことを考えるだけで気分が悪くなってくる。
人と会うのも億劫だ…。

新生活を初めてまもなく、5月頃によく起こる症状なので五月病と呼ばれていますが、こういったことは何も5月に限ったことではなく、年中起こりうることなのです。

 

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五月病こと適応障害の症状

 

人は環境の変化による外的刺激に対して、自然に体や心を適応させようとします。

 

でも生活環境が大きく変化すると、それに順応できずにストレスがたまり、心身に不調をきたすことがあります。

 

ストレスという言葉は誰しも当たり前のように使っていますね。
現代人にとってストレスは当たり前のようについてまわるものです。
それが大きいものか小さいものか、長く続くものか一時的なものかによって感じ方も違ってきます。

 

新生活をスタートしたはいいけれど、生活環境が自分に合わなかったり、自分の思い描いていたものとのギャップが大きかったりするほど、ストレスも大きくなるといえるでしょう。

 

さらにはひと月たって大型連休を挟むと、緊張の糸も切れ、休み明けからの仕事再開に向けてのやる気を失ってしまう人もいます。

仕事に行きたくないと強く感じるようにもなるわけです。

 

これらのことが、いわゆる五月病と呼ばれるものの一例ですが、医学的には五月病ではなく、「適応障害」とよばれます。

5月にかぎらず他の月にも起こるし、年中起こってもおかしくない病気です。

 

適応障害はうつ病と同じ精神障害の一種で、症状からはうつ病と見分けがつかない場合もあります。

ただし、これが元でストレスを感じているという「原因(ストレス因子)」がはっきりしているのが特徴なので、そのストレス因子を取り除くことで、うつ病に比べ改善への道がスムーズであるといえます。

 

症状で代表的なものは、活動意欲の低下がみられる抑うつです。

絶望感を伴ったり、不安や過度の心配、神経過敏など、落ち着きが見られずイライラしたり、規則違反や器物の損壊などの問題行動に出る場合もあります。

 

自分に合わない・やりたくないことをする必要に迫られると、お腹が痛くなったり吐き気がしたり、動悸がしたりなどの身体的症状も起こります。

 

誰にも会いたくない・何もかもしたくないという思いが強くなり、引きこもりがちになるのも特徴です。

 

適応障害になる原因はさまざま

 

ストレス因子を一部挙げると、寒さ・暑さ・騒音・睡眠不足・過労・妊娠・離婚・病気・死別・対人関係などがあります。

 

これらはほとんどが、自分の身に対して不利に働く要素ですが、ストレスというのはマイナス要因ばかりが影響しているとはかぎりません。

 

希望する高校・大学に受かった、就職した、結婚した、新居に移ったなど、本来うれしいはずのことでも身の回りの環境変化というストレス因子であるのです。

 

つまり、ストレスのもとになっている物事はそこかしこにゴロゴロと転がっており、人はそれらをうまくかわしつつ社会生活を営んでいるわけです。

 

ストレス因子でありながら、すぐに解消してしまう・できるものであれば、ストレスにはならないということですね。

 

しかし中には、一時なら取るに足らないちょっとしたことでも、それが継続して起こると精神的なダメージが積み重なって大きなストレスになるという場合もあります。

そしていろんな要因が重なって大きな壁となり、うまくかわせない・避けることが容易でない場合もあります。

 

新生活で起こりうるストレス因子としては

 

一人暮らしを始めた⇒家事全般をしたことがない⇒自分でやらないといけない

 

会社組織に加わった⇒仕事がおぼえられない・職場の雰囲気になじめない

 

複数の人と関わる⇒上司や先輩とうまくやっていけない・苦手な人がいる・嫌がらせを受ける

 

新居に移った⇒近隣の騒音で眠れない

 

などがありますね。

 

 

家事や仕事の段取りなどは慣れもあるので一時のストレスですみますが、上司からの嫌がらせや近隣の騒音については、何らかの手立てを考えないと解決しません。

 

 

実は私がストレス因子で一番困ったのが、この近隣からの騒音でした。
アパートの隣室から毎晩のように遅くまで大きな笑い声や話し声がして、夜も寝られない日が続きました。

 

1日〜2日ならともかく、ほぼ毎晩です。

イライラに加え、安眠妨害による寝不足、プライバシーの侵害などで落ち着けず、徐々にストレスは溜まっていきました。

 

静かになってウトウトしかけたころ急に笑い声が響き、ドキッとして目が覚めることがよくありました。

そのうちまた急に笑い声がするんじゃないかとドキドキして、自然と身構えるようになりました。
夜になると不安が増し、眠れなくなったんです。
完全に適応障害に陥ってしまったわけです。

 

このままでは精神衛生上よくないと思い、何度も何度も管理会社に訴えかけた結果、やっと隣室は静かになり、私はようやく平穏な夜をむかえることができました。

静かになっても最初の数日間は「また笑い声や話し声がするんじゃないか」と身構えていたんですが、そのうちからだも慣れ、希望する時間に安眠できるようになりました。

 

ストレス因子をつぶすことで、憂鬱だった気分がすっかり晴れ、不安も解消、イライラもなくなり、以前と変わらない生活に戻ったわけです。

 

 

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適応障害の対処法はどうしたらいいの?

 

対処法としては、上記のようにストレス因子をつぶしていくことがひとつです。

 

うつ病と違ってその原因が明確なので改善への対策がしやすいわけです。

 

職場においては、希望していた仕事と違うことをさせられているストレス、理想との大いなるギャップ、上司との折り合いなど、様々あると思います。

そこまで嫌なら辞めれば解決する、というのは簡単ながら極端な例で、もし辞めて別の仕事を始めても同じことが起こりかねません。

 

ストレスの解消のひとつに、「誰かに相談する」というのがあります。

他人に自分の悩みを聞いてもらうことで気分も楽になり、物事の考え方や捉え方、接し方を別の視点から見られるようにもなるのです。

 

友人や信頼できる上司がいないときには専門のカウンセラーに相談してみるのもひとつの方法です。

 

誰かにアドバイスを貰って、しばらく様子を見る、つまり適応力、ストレス耐性を身につけるんです。

嫌な物事にこれまでと違った接し方をすると、いい方向に道が切り開けることもあります。

 

嫌だからすぐに逃避しようと考えずに耐え続けろなんて無責任なことは言えません。

あなたの人生なので思うようにするのがいいわけですが、少なくとも誰かに話すというのはいい効果を期待できるはずです。

 

わずかなストレスが溜まっていくと、いずれ大きな負担となって自分にのしかかってくるかもしれません。

日頃からストレス因子を解消し、溜めないように心がけましょう。

 

プライベートな時間に趣味に興じたり、運動することもおすすめです。

私はかなり長いことスポーツジムに通っているおかげで、あまりストレスを感じなくなっています。

 

ストレスを溜めやすい人の特徴としては、真面目で責任感が強い・完璧主義・几帳面などの性格が挙げられます。

そしてストレス耐性のあまり無い人が適応障害になりやすいんです。

 

私も真面目で責任感が強く、まさにストレスをためやすいタイプなんですが、今までちょっとしたミスでも気に病んでいたのをやめ、「なんとかなるさ」的な考えに改めました。

 

ある程度楽観思考で不安がよぎれば深呼吸をします。

性格なんてそうそう簡単に変えられるもんじゃないですが、徐々に慣らしていけばなんとかなるもんです。

 

自分が潰れないためにも、楽観的に過ごすのも大事なことです。

 

 

まとめ

適応障害は進行するとうつ病に繋がるので、症状の軽いうちに対処していくことをおすすめします。

 

ストレス因子のある環境から離れても症状は改善せず、不安や倦怠感、興味・関心の薄れや虚無感が続くようならうつ病の疑いがあります。

 

疑わしい場合はすぐお医者さんに相談しましょう。

 

 

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管理人:かいり 

介護福祉士の資格を持つ管理人、

健康すっきり生活館の館長・かいりです。

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